先日作成した「五輪記念セレクト」の延長で。^^
先のセレクションはブラジル音楽ど真ん中ってより、主にブラジル以外のアーティストによる楽曲、
ブラジルを想起させるもので纏めましたけど・・。
いよいよ五輪も始まりましたし、
開会式ではダニエル・ジョビン、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルなんぞの大御所が
出て来ますと、やっぱここは好きなブラジル音楽界隈に敬意を表し、
真ん中辺にフォーカシングしないとあきませんなと。
ってことで、猛暑真っ只中でもありますし、ランダムにブラジル音楽や
ブラジルアーティストのナンバーを♪
今日はこれ。
「Samba de Orfeu」 by Luiz Bonfa
ボクの「心の師匠」(笑)、今はなきルイス・ボンファ御大による、あまりにも有名な代表作。
名画「黒いオルフェ」の主題曲、「manha de carnival」と対を成すといってよいナンバー。
manha de carnivalの方は哀愁あふれる切なく美しい旋律ですが、
こちらは“サンバ”というぐらいで、実にボサノバらしい潮風そよぐかのような、
軽快かつ高貴な香り漂う楽曲であります。
巨匠アントニオ・カルロス・ジョビンらによる数々の名曲とともに、
ルイスの楽曲もまた多くのアーティストにカバーされてますけど・・
ジョビン作の楽曲ももちろん珠玉の名曲揃いですけど、甲乙付け難い中で、
個人的には僅差で師匠ルイス・ボンファの音楽センスに軍配を上げ、
そして卓越された技術のギターに魅了されますねぇ。
言葉には中々出来ない独特のジェントルな雰囲気とでもいいますか、
沸き立つほのかな甘い大人の香りといいますか・・
音楽から滲み出るそんな目に見えないテイストってのを、
男としての生き様の中でどうにか表出出来ないものか・・
そんな訳の分からないことを時々真剣に考えるのであります^^;
いつの日か、サマージャケットを羽織りつつ、さりげなく夏の浜辺でギターを抱え
薄っすらと笑みを浮かべながらこの曲を軽やかに爪弾く・・
そんなことをやってみたい、この師匠のように・・
なんてことを思い抱き続けておりました(笑)
ま、今なら通報されるかもしれませんけど・・(^o^;)
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