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2016年08月05日20:53

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擁護はしませんが

何年勤めても、質の良い介護ができない私が偉そうなことは言えないけど、 これは、この職員1人だけの責任で片付けられない問題だと思うよ。
■介助付き入浴の女性、やけどし死亡 和歌山の老人ホーム
(朝日新聞デジタル - 08月05日 17:49)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4129745

機械が故障していたのかもしれないけど、この日初めて調子が悪くなったとは限らない。私の勤務先は、逆に超ぬるいお湯しか出なくなって、別のところから熱いお湯を持ってきて温度を調節してた。上の方には訴えていたけど、何せ普通の風呂じゃないからね。その時は機械の浴槽1つ買い換えるだけで家が一軒建つくらいのお金がかかるんだって言われた。
その話が本当かどうかわからないけど、実際、介護施設なんてお金が有り余ってるところなんか滅多にないだろう。うちは、1年以上も訴えて、数ヶ月前にやっと変えてもらえた。
私も手荒れが酷かったり、ケガしていてディスポ手袋して入浴介助することあるけど、温度を確かめる時と利用者を抱える時は、外さないとムリ。介護施設の仕事はは、その数秒が惜しい。利用者はいろんな病気持ってるし、風呂で垂れ流してくれるし。職員も家に帰れば子供がいるから、病気もらって帰るわけにいかないし。かといって、利用者に火傷させるわけにも風邪ひかせるわけにもいかないし。
何が言いたいかって、もちろん温度の確認をちゃんとしなかった職員が一番悪いのだけど、その状況を作った責任は、もっといろんな人にあるんじゃないかってことです。

ちなみに、今は私にとっては入浴介助が一番辛い時期です。先日、アパートのエアコンが壊れているのに、1ヶ月も何もしてくれない夫に、いくらエコのために設定温度高めでも、あんたはエアコンのきいたオフィスで仕事してるけど、私は毎日風呂場で肉体労働なんだ!家にいるときくらい涼しい部屋で過ごさせろとブチ切れたばかり。 もしかしたらこの職員さんも、身体や心が限界だったのかもしれません。
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