難かしい話

陛下お気持ち 8日にビデオ公表
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4127101

　月曜にも、と言うことのようだ。８月は内閣改造があって、広島、長崎の原爆忌もあるし、終戦記念日もあって、日程調整が難しかったようだ。陛下の１日でも早く国民に直接伝えたい、と言うご要望にお答えする、これがぎりぎりの日だったと言う事だな。

　で、何を仰るかだが、間違い無いのは「退位したい」と言う事はおっしゃらないだろうと言う事。「退位」と言う事にお触れになれば、憲法違反の可能性が出る。多分だが、象徴天皇のあり方と、ご自分の現在からこれからの体などの事をお伝えになる、そこまでかもね。

　天皇の仕事はこう言う事が有って、年齢を重ねればそれが十分に果たせなくなる可能性があると。また、皇后陛下のご体調もあり、満足に働けなくなる可能性などをお伝えになるまでがぎりぎりかな。

　で、最後は国民と政府に委ねられる。

　両陛下がいかに真摯にご公務に当たられているか、国民の事を考えておられるかは皆わかっているから、生前退位に関し、多くの国民は賛成し散る。が、それをどう言う制度にするのか？また、退位された天皇の地位をどう扱うか？

　さらに皇位継承第２位の秋篠宮殿下の地位をどうするのか？両陛下のお住まいをどうするか？など解決すべき問題は多い。一番簡単なのは、今上陛下一代限りの特別立法と言うことでの、ご体調を慮っての特別措置、と言う事にして、それ以外の問題を先送りすること。

　なんかこう言う事になりそうな。女系天皇の可能性とか、女性宮家創設、あるいは旧皇族復帰問題など、すべてが悠仁親王誕生で先送りされたくらいだからなあ。

　だが、どれも放っておいて良い問題じゃない。国会は真剣に議論すべきだな。