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幣原喜重郎元首相が語った
日本国憲法 - 戦争放棄条項等の生まれた事情について
▼ 経緯 ▼ 主な幣原の言 ▼ 戦争放棄条項等の生まれた事情・全文 ▼ 平野三郎の著書

簡易・テキスト版

憲法改正草案要綱の発表の経過についての説明
幣原喜重郎(1872-1951)
幣原喜重郎(1872-1951)
写真:幣原平和財団
1946年・昭和21年(今から70年前)に公布され、1947年・昭和22年(今から69年前)の5月3日から施行された「 日本国憲法にほんこくけんぽう」の誕生に関わり、とりわけ「戦争の放棄」を謳った第九条の成立に大きな役割を果たしたとされる 幣原喜重郎しではらきじゅうろう [1]元首相が、亡くなる直前に戦争放棄条項などが生まれた事情などについて語っている。
聞き手は衆議院議員であり、幣原の秘書官であった平野三郎[2]で、聞き取りは、幣原が亡くなる10日ほど前の、1951年・昭和26年(今から65年前)[3]の2月下旬に行われたとされる。
幣原は、『口外無用』として平野に語ったとされるが、平野は、「昨今の憲法制定の経緯に関する論議の状況にかんがみてあえて公にすることにした」とし、『幣原先生から聴取した戦争放棄条項等の生まれた事情について』と題されたその文書は、1964年・昭和39年(今から52年前)の2月に憲法調査会[4]事務局によって印刷に付され調査会の参考資料として正式に採択された。
これが、いわゆる「平野文書」で、現在は国立国会図書館憲政資料室に保管されている。
平野は、この文書を書いた経緯を、自身の著書『平和憲法の水源 - 昭和天皇の決断』(1993年・平成5年刊)で次のように記している。
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