・舟を編む
・テルマ&ルイーズ
衝動で男を殺害して逃走した二人が、メキシコまで逃げ延びようとする話し。
夫と不仲で家出を計画し、結果的に警察から逃亡することになったテルマ。
過去のトラウマがあって、警察さえ信用しようとしないルイーズ。
シド・フィールドの脚本術で相当ページを割いて紹介されていただけに、非常に面白い。
せっかく恋人から受け取った逃亡資金も、テルマを誘惑してブラピが盗んでしまう。
その後、ブラピから聞いた過去の強盗術を、テルマがデパート襲撃に使う。
ここで、二人の立場が逆転するのが面白い。
とはいえ、話はドンドン悪い方向へ向かう。
かなりギリギリの状態なのに、二人に漂うのは悲壮感ではない。
全てから解放されるため、前向きに生きていこうというようにも映る。
この描写方補が絶妙である。
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