mixiユーザー(id:21895021)

2016年08月03日08:16

222 view

8月3日の誕生花・千振(センブリ)

フォト

8月3日の誕生花と花言葉は、銀銭花[ギンセンカ](乙女の美しい姿)、日々草[ニチニチソウ](友情)、サントリナ[綿杉菊](移り気な人)、キンセンカ(乙女の美しい姿・失望)、スカビオサ(恵まれぬ恋・朝の花嫁・風情・魅力)、ポピー(七色の愛・乙女らしさ・感謝)等々があります。今回は、千振[センブリ]を取り上げます。花言葉は、「義侠の愛」です。


リンドウ科センブリ属の植物です。古くから胃腸薬としてよく知られています。全草を乾燥させて、煎じて服用しますが苦味が強く、千回振り出してもまだ苦い事から「センブリ」と呼ばれています。
ドクダミやゲンノショウコ(現の証拠)とあわせて三大民間薬と呼ばれる程、有名な薬 草です。
同じリンドウ科のリンドウから作られる生薬 「竜胆(りゅうたん)」は、熊の胆嚢(たんのう)を乾燥させた「クマの胆」の熊胆(のうたん)より、苦い事から竜の胆として、竜胆(りゅうたん)と呼ばれているそうです。その竜胆より十倍苦いといわれるのが千振(センブリ)です。
別名を「当(まさ)に薬」と言う意味で当薬(とうやく)と呼ばれています。消化不良、胃痛、下痢に広く用いられ、最近では、皮膚の血行促進作用がある事から養毛剤にも利用されているようです。
薬草は漢方の薬として中国から伝わったものがほとんどですが、センブリは日本で独自に発達し、室町時代以前にはノミやシラミを殺す殺虫剤として使われいたようです。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する