mixiユーザー(id:39862309)

2016年08月03日02:39

145 view

8月31日のちびまる子

親の立場に立つと、宿題なんてのは早く終わらせて欲しい。あの31日の晩の叫びにも近い説教だけは避けたいと思うものなんだろう。


自分自身、子どもの頃、夏休みの宿題が早く終わったという記憶がなく、結局31日の晩までかかっていたことが多かったように思う。
いわゆる8月31日のちびまるこ状態だ。
そもそもこれが話題になるくらいギリギリまで宿題をした経験がある方が多いのだろう。

ボクは、定年間近になった今ですら、期限はギリギリで仕事をすることが多い。

悪く言えばそういうヤツなんだし、改善させようと思えばできないことはないのではないかと思う。

しかし、別の見方をすれば
あのギリギリで取り組まねばならない「スリル」は
決して快感とは言わないが
宿題をためた人間でなければ味わえない

親に提案したいのは
小学校高学年になったらいろいろ言うのはやめて、31日の晩のスリルを味わわせたらよい。


あれでなんとかなると「学習」したヤツは、人生をどこかで大損しないかぎり、ずっとこのペースで生きていくんだと思う。ある種、楽観的なヤツだし、もしかしたら職場では「使えないヤツ」なのかも知れない。
それでも人生は何とかなるさという生きていく上での「図太さ」が身についてくる。


反面、その時点で、痛い目を味わう人は、計画的に取り組むことが大事だという価値や、ものごとは早めに取り組むことでゆとりが生まれるという価値を学ぶ。


いずれも人生に於いて大切な価値観だ。


これをいつまでたっても親がマネージメントしてしまうと、自分でいろいろな価値観に気づかないから、人生の困難に立ち向かえないひ弱な生き方しかできない。



高学年になったら、
夏休みの宿題はそのように人生を学ばせるためのものというくらいのつもりで
おおらかにみていただきたい。


関係ないが、ユーミンも歌っているが、♪「大人になったら宿題はなくなるものだと思ってた〜」
大人になっても、〆切りのある課題は、ついてまわります。



ご褒美は小出しに……夏休み序盤に宿題をやらせる方法
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=4124186
2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する