弾丸・吉野川ツアー

先週末は四国吉野川に行って参りました。金曜の真夜中に出発して月曜の未明に帰京するという弾丸ツアーで、参加者は車2台に7名の陣容(^^;;徳島道の井川池田ICを降りたら、まずは「朝うどん」だよね…、四国に来たんですから。



そして、いきなりの小歩危DRからです。アテンドはBOKE FUNのK石隊長さん。他にも、中部からの闖入者タロさん笑、関西からの助っ人M本さんという、豪華布陣10名で堂床(ぼけ茶屋跡)からスタートしました。





翌日も午前に大歩危ショートコースを漕ぎ、午後は同じ小歩危にメンバーを入れ替えて行きました。同行の7名以外には、両日アテンドのK石隊長のほか、地元池田市からW津さん、中部の闖入者タロさん、タロさんの保護者S歩さんが駆け付け、11名という構成でした。



名だたる瀬は、丹下段平が矢吹丈に送ったと言われる、あしたのジョー伝説の手紙風に備忘録とします。あしたのために(その1)=鉄橋の瀬=本流は中央やや左岸寄り。終盤、岸壁から襲って来る返し波に注意すべし。チキンは中央やや右寄りを進むが安全なり。



あしたのために(その2)=森囲いの瀬=岩とホールの多い瀬と心得るがよし。ホールでバランスを崩さぬよう、両脇を締めて前傾を保ちつつ左岸寄りルートを行くべし。



あしたのために(その3)=二段の瀬=一段目は右エディを取るルートを見極めるべし。二段目の巻き巻きホールは根性で突破するがよし。写真は二段の瀬直後のゴルジュの瀬入り口なり。



あしたのために(その4)=大滝の瀬=ここからが核心部と心得るべし。一段目は右岸から左に向けて落ちること。右岸のエディは取らずが無難なり。その後は右岸岩壁寄りを漕ぎ、二段目の大滝ホール右脇をかすめて落ちるがよし。



あしたのために(その5)=曲がり戸の瀬=最大の難所と心得るがよい。一段目は流れの変化に惑わさざるべし。これ、漕ぎの基本なり。奈落ドロップは性根を据えて中央突破すべし。左岸の岩裏エディを狙うルート選択もよし。



あしたのために(その6)＝鮎戸の瀬=ここの通過が肝要なり。吉野川では漁協との協定時間を守るべし。勇者のルートは左岸寄り。弱者のルートは右岸寄り。ルート選択は本人の意思なれど、いずれも難度が高いと心得るべし。





二日目の午前中は大歩危ショート。豊永から土佐岩原駅までを、午後の小歩危のウォーミングアップな気持ちで。K石隊長さんからの連絡でBOKE FUNメンバーがお付き合い下さいました。そのお二人のうちS水さんはワタクシとタメで、16ROCKをガンガン廻す姿に刺激をいただきました。



ウォーミングアップと言っても、三段の瀬と岩原の瀬は関東にあったら長蛇の列間違いなしのナイススポット。ここに一日中居たいなんて…、誰かが呟いてましたが、正にその通り。関東からUターンされたN村さんからの陣中見舞い(左岸の岩の上)も受けましたｗ



土曜夜の泊まりは、既に常宿といっても過言でないムラタペンション。豊永の大歩危スタート地点のすぐご近所です。



美味しい晩ご飯とともに乾杯。ペンションの女性オーナーさんにシャッターをお願いしました。



部屋に戻って二次会での乾杯。お酒のネタに散々イジられた人が約一名。誰でしょ？？(笑)



朝ご飯もカヤック遠征とは思えないお上品さｗ



行きも帰りも夜を徹して走るので、ドライバー交代と休憩がポイントになります。今回はランクルに4名。前後2×2方式を採用しました。つまり、後部座席をフラットにして仮眠スペースを確保し、2人づつが優雅に仮眠するので、「ホテルランクル」と名付けられました。工具箱兼用の間仕切りありましたが、姐さんの隣で眠るのはキンチョーしたぜぃ！！(笑)



でもこの方式、万一の場合の保険適用が微妙です。良い子の皆さんはマネをしないように。今回ご一緒いただいた皆さん、現地で合流された方々、アテンドいただいたBOKE FUNメンバー、とりわけK石隊長さんには、お世話になりました。ありがとうございます。数々のスイムに懲りもせず、また行きますのでヨロシクでーす！！

今回は良い水量を当てたようで、二日間の水位データは下記の通りでした。

・7/30(土)午後：豊永0.88〜0.91ｍ、下名2.10〜2.14ｍ、池田ダム流入65.73〜69.06t/s。
・7/31(日)午前：豊永0.80〜0.81ｍ（大歩危ショートDR時）。
・7/31(日)午後：豊永0.84〜0.93ｍ、下名2.06〜2.13ｍ、池田ダム流入62.18〜66.69t/s。