アイ・オー・データー社製ネットワークTVチューナーHVTR-BCTX3レビュー

自分の場合AVはデスクトップシステムを使っています。メインはマランツB&Wのシステムですがそれとは趣の異なるものを使っています。
今回、パソコンのモニターにTVチューナーを追加しました。ただのチューナーでは面白くないので、ネットワークチューナーにしました。
これもDLNAの規格に準拠しているもので、様々なデバイスでTVを見ることが出来ます。
後ろから見るとHDMI端子が付いています。これを使うとHDMI入力のあるパソコンモニターがそのままTVとして使えるようになります。今までは26型のTVで見ていたんですが、至近距離のデスクトップで見るとギラつきがあり、目が疲れてしょうがありませんでした。至近距離向けのパソコンモニターで見ると目に優しい疲れにくい画像が得られます。なお、モニターは27インチイイヤマ製です。
また、26インチ程度のTVだと、フルハイビジョンのものはほとんど作られていません。720ｐのハイビジョンなんですね。フルで26インチぐらいで見たいのであればパソコンのモニターを使えば実現できるということでパソコンモニターを選択しました。４Kにするのは対応チューナーが出ていない、手持ちのパソコンが４Kに未対応なことや予算の面から見送りました。
HDMIを使用した場合の使用感は普通のTVと変わりありません。フルハイビジョンで見たTV番組は予想していたよりはるかに高画質でした。NHK日曜美術館などを見ると差は顕著です。

ネットワークチューナーですから、パソコンで作業中にパソコン画面上にTV画像を表示することが出来ます。これはかなり便利で、TVの使用頻度がかなり増えました。結局のところTVはながらで見ることがほとんどです。一番小さい表示でこんな感じ、2番目の写真です。上下に黒い帯が出ますが、ご愛敬でしょう。あと、バッファしながら画像を表示するのでチャンネル切り替えの時に10秒程度待たされます。

またiPhone等でTVを見ることも出来ます。パソコンのモニターと別のTV番組を同時に見ることが出来ます。外出先でも見ることが出来ます。

録画機能も充実していますが、録画して見る習慣が無いので使う予定はないものの、6TBまでのUSBHDDが使え、3番組同時録画なども出来ます。

TVはわりと見ていないようで、全然見られないと寂しいです。真剣に見る番組はほとんどないですが、娯楽としてはこれでいいような気がしました。