mixiユーザー(id:139150)

2016年07月29日21:29

229 view

江戸時代の東海道食べ歩記(川崎)

フォト

東海道の旅もおしまいに近づきました。
今回は川崎です。六郷川にかかる端を渡れば
あと二里(約8Km)で品川の祝ですね。江戸は
もうすぐです。
描かれている立派なナマコ壁のお店は名高い
「万年屋」。
「東海道中ひざ栗毛」などにも登場しているし、
また米国駐日総領事ハリスが宿泊したことでも
知られている川崎第一の茶屋だ。この絵はそれ
よりも50年ほど前の様子を描いている。壁には
赤い尾の亀の絵が描かれ、店の別称「かめや」
が染め抜かれた黒いのれんもシックだ。
フォト

 この万年屋は明和年間には(1765年頃)、十三
文(約390円くらい)の一膳飯屋だったと伝えられ
るが、この江戸時代の旅の頃には、奈良茶飯の
名店としてきこえていたようだ。
 川崎祝の名物は奈良茶飯で、「順覧記」(旅行案内書)
にも「名物は奈良茶飯、一人前三十二文。風味よし」
と載せられている。実際にきてみると、万年屋が格別で
折り紙つきなのだそうだ。

料理のほうの話に戻ろう。
現在は2013年に会館した「東海道川崎宿交流館」
が、奈良茶飯の復元しており、販売されている。
電話 044−280−7321

4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年07月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31