記事内にもあるけど

たった一回、一万円を配って『はいおしまい』じゃなくてさ。

極端な話、一ヶ月に１０００円でいいから基本給を引き上げて、それをずっと続けてくれる方がいい。

一万円なんて、ちょっと家族で美味しいものを食べたら消えちゃうよ？
ちょっと夫婦で小洒落たシャツとブラウスをそろえたら消えちゃうよ？

あぶく銭だからパーッと……じゃぜんぜん意味なくない？

それよりは長期的に、『うっかり無駄遣いする気にもならない程度の金額がずっと続く』ほうがいいでしょうよ。
１０００円が５００円でもいいんだよ。それはもとより無かったものとして、毎月一枚か二枚の５００円玉を空き缶にでも溜めてごらんよ。

気づいたときには案外、いい金額が溜まってたりするもんだ。

１０００円のアップで、一年間に１２０００円。５００円でも二年で１２０００円。

こつこつ溜めた１２０００円と、国がばら撒いたあぶく銭の１００００円。

どっちを大事にするか、心理的に判らないかね？
しかも仕事を続ければ続けるほど、５００円玉は溜まっていく。
１００００円以上になるんだよ。

国の手間は一度だけ。ばら撒くのでも、基本給引き上げでも、同じように処理する予算がかかるんならさ。後者の方がお得じゃない？



■政府、低所得者に1万円の支給を検討　ネットで批判「何の効果もないバラ撒きは止めろ」「お小遣いかな」
(キャリコネ - 07月28日 13:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4115653