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2016年07月26日21:38

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障害者を差別、憎むようになり、殺害までする異常

事件までの大まかな流れは次のように報道されています。

今年、2月14日には衆院議長公邸(東京都千代田区)に対し、障害者の安楽死を進める法案を可決するよう求める内容の手紙を渡そうとし、拒まれたため郵送しています。2月18日、知的障害者施設職員に対し「重度障害者は殺す」「安楽死させるべきだ」と発言しています。
19日、神奈川県警津久井署が面談した際にも「重度障害者の安楽死は、日本国の指示があればいつでも実行する」と述べています。22日には「妄想性障害」などと診断され一旦は措置入院となったが、3月2日には退院させています。
それから4か月後に事件が起きました。犯人は首を切るという確実な殺害をしています。逮捕された容疑者は「障害者なんていなくなればいい」などと供述したと言います。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600470&g=soc

犯人の思考で一貫していることは「国が望むことを自分はやってきた」と思っていることです。国は福祉予算が増えることを大問題のように言います。その効果として、福祉を受ける障害者や老人が減れば良い、と言う思考が生まれるのは当然です。と言うより、国民の間に、そういう対立思考を生み出そうとしているのです。

障害者を世話する仕事を選んだ元施設職員が何故、こんな行動を起こしたのか、真剣に考える必要があると思います。障害者や老人を相手にする施設の仕事は大変だと思います。ところが予算も人員も満足に国は認めてはくれない。ここまでは酷い事件ではなかったが、以前にも同じような事件が起きています。

私たちは犯人とは真逆の解決策を見いださなければなりません。そのためには、国民の仕事や生活を守り、福祉も充実させることが出来る仕組みに経済と財政の仕組みを作り替える改革に向かうことが必要だと思います。
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