mixiユーザー(id:58112960)

2016年07月26日21:35

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なにこの漫画……超おもしろい

最近ブックオフで適当に買い漁った100円漫画本の一つ

押切蓮介 『ゆうやみ特攻隊』

を、とりあえず買った7巻まで一気に読んでみた

めちゃんこ面白い

元々押切先生の漫画は、ファミコンやゲームセンターのゲームを題材にした恋愛?漫画の『ハイスコアガール』しかまともに読んでなかったので、この人の作風って、基本読み切り系のギャグだと思ってた
ゆうやみ特攻隊と似たような感じの『でろでろ』を少しだけ読んだところ、まさにホラー+ギャグみたいな漫画だったから、ゆうやみ特攻隊も似た様なもんなのかなーって何も考えずに買った

全然違った

シリアスとは言い切れないけど、結構真面目できちんと物語のある漫画だった

悪霊に姉を殺された高校生・辻は、悪霊の真相を知る為に心霊探偵部に入部する
心霊探偵部の部長・花岡は悪霊を物理的に殴り倒す事のできる超霊感体質で、辻は、花岡が様々な悪霊問題を物理的に解決するのを目の当たりにする

それらの問題を解決するうちに、辻の姉を殺した悪霊の一端に触れ、物語が大きく動き出す


正直ね、この花岡って先輩が、悪霊が出てくるたびにそれを殴り倒すって、そういうオムニバスな話だと思ってたんよね……
そしたら、真面目と言って良いのか、思いのほか作り込まれたきちんとした重い設定のある物語だった
7巻まで読んだ限りじゃ、花岡先輩がどうして人間の能力を逸脱したレベルで強くて、悪霊をタコ殴りにできるのかは分からないけど、まあ全体の内容を見ていると、それはそこまで気にならない

悪霊という名を借りた、人間の欲望を満たす為の汚れた一族の業を暴く!!

とか、そういう話かと思いきや、本当に悪霊も、神的な存在も、超能力みたいなのも出てきちゃってるし、バンバン人死ぬし、花岡先輩の強さも割と許容の範囲内
主人公・辻の因縁浅からぬ一族の呪いを断ち切る為に、花岡先輩を筆頭に一族と戦うという、結構真面目な物語
ホラー漫画っぽいけど、全然怖くは無い

失礼な言い分だけど、押切先生の漫画の絵柄は、良い意味で雑だから、ホラーの部分がそんなに怖くない
まあ、精神的なグロ描写はちょこちょこあるけどね……

明日あたり、一気に8〜13巻買ってくるかな……仕事早く帰らされて暇だし
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