この世は天国か、地獄か

この世は天国か、地獄か。

冨樫義博先生の漫画「幽☆遊☆白書」の登場人物・蔵馬が、邪念樹(じゃねんじゅ)と言う植物を武器に戦うシーンが有ります。
邪念樹はターゲットに幻覚を見せ、敵は幻と気付かずに戦い続けます。

地上で生きる人間も、幻の肉体を纏い、物質と言う幻覚に振り回されます。

人間にとって、実態は飽くまでも霊体です。肉体や幽体は幻に過ぎません。しかし、余りにリアルな夢を見ている為、幻覚だとは解らないのです。

さて、物質や肉体が幻なら、自分にとって都合良く作り変えられる筈です。
私達は長らく、親や社会からネガティブな洗脳を受け、潜在意識はマイナス思考で溢れていました。まるで邪念樹の呪いです。

幻覚を見ていた事に気付けば、幻に実態は無いので、自分の望む様に潜在意識を教育し直せるのです。

地上世界は、魂を鍛える道場としての役割を果たします。
誤った刷り込みに毒されたまま悪夢を見続けるのも、魂の力を発揮して天国に作り変えるのも、自分次第なのです。