チェンマイ・ラチャパット大の日本祭

本日は7/22の金曜、ターニン市場近くのラチャパット大の構内での日本祭。
今夏のチェンマイ入りが7月になったのはこの第19回日本祭が大きな目的でした。
しかし、チェンマイ入り直後は情報がなくて、･･････ 大失敗したか?!
その後の情報収集で、7/22〜7/24の三日間であることが判明しております。
大学は近く、初日はいいのだが、土日の会場がアクセス難の凄い郊外にある大型モール。
少なくとも近くの大学構内で実施されるプログラムには参加したかった。

10時過ぎに大きな道路の向かい側にある大学敷地へ歩いて行った。
正門で止められることもなく･･･入ると、"祭"の文字のある青い法被姿の学生達。
日本語で「会場は?」と尋ねると、ひとりの女子学生が案内してくれた。
最初はよく判らないまま時間が経過して･･･。
貰ったプログラムに、「13:00〜スピーチコンテスト」当然日本語だよね?!
で、ひとまず昼食を食べにターニン市場。そして宿に昼休憩で戻る。
13時前に大学に戻り、実施される313講堂の椅子に付く。エアコンがあってLucky。

約11名が日本語でスピーチ。今年のテーマは"桜"であったらしい。
ラチャパット大日本語学科の大学生ではなく、高校生の日本語スピーチコンテスト。
中には途中で固まる学生も若干数名。頑張れ!!
原稿を用意していないらしく、頭が真っ白になったら、本当に真っ白になるわね。
タイ語も英語も全く駄目だが、日本語でも原稿なしのスピーチはかなり無理の私。（笑)
その意味から言うと、タイの高校生の日本語能力は本当に凄いのかもね?と強く思った。
全員のスピーチを聞いた。なかなか考えさせられる内容も多かったね。
その後15時過ぎ、各種コンテストの結果=成績優良の表彰式にも参加した私。
スピーチコンテストの優勝者と二位、三位の表彰者は本当に日本語が上手い。
よどみなく日本語を喋っていたし、もう一度同じスピーチを披露。

優勝者は可愛い高校三年生の女の子。日本語は申し分なし。お茶目な女の子でもある。
ステージにあがる時、その他オーバーアクションで、拍手を貰ってタネ。
内容的には少し重い?!告白だったが、それを乗り越えて云々で、より◎の評価かな。
『桜が好き、日本が好きで、日本語も好き･･･幸せ一杯の日々を過ごしていた、
季節が幸せな春からいきなり辛い冬に変わった一年前。
家の仕事が駄目になり、貧乏となって、高校を止めてくれないかと親から言われ、
と同時に、母親が癌宣告。落ち込んで"うつ"になった。
この時、友達二人が心配して訪ねてきてくれて、元気さと明るさが復活。
今もこうして高校生でいられて、好きな日本語コンテストにも参加している』･･･云々。
ホント応援したくなるよね。
会場を出る前に、"とても良かった　これからも頑張ってね"と直接言葉をかけた。
近くで見ても可愛い子だったね。(*^_^*)