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2016年07月23日07:04

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ハンブルクバレエ シンデレラ・ストーリー

2016/7/14木 19:30- ハンブルク州立歌劇場

A Cinderella Story
Ballet by John Neumeier
Cinderella: Laudere
Her Father: Franconi,
Her Mother: Page
A Prince: Revazov,
The Stepmother: Azzoni
The Stepsisters: Agüero, Heylmann
The King: Stuhrmann
The Birds: Evans, Libao, Martínez, Riabko
Three Ministers: Amuchástegu, Lenz, Tselikov
The foreign Princess: Rios
The Princess from another country: Park

Conductor: Simon Hewett
Hamburg Philharmonic State Orchestra

ターゲ中休みを使った3泊4日のモスクワ旅行から帰ってきた木曜日は、初見のシンデレラ・ストーリー。

ノイマイヤー版シンデレラは、白馬の王子に救われる不幸な少女の話ではなかった。シンデレラは確かに継母とその義理の姉にいじめられるけど、それに普通に怒ったりするちょっと気の強い現代風な少女でした。また、父親もシンデレラに対して愛情が深く、継母に尻に敷かれてはいるけど、影ではちゃんと彼女を可愛がる、納得できるキャラクター。

少年も、いいところのボンボンではあるようですが、王子ではなく、画家の設定かな。全体を通して、少年と少女が自立して真のパートナーに出会う成長ストーリーに見えました。時代設定も、おそらく現代に近いところなんじゃないかと思います。

仙女は出てこなくて、本当の母親がずっとシンデレラを舞台のどこかから見守っている設定。で、その母親の意図を受けてシンデレラに魔法を運ぶのが、4人の男性ダンサーによる「鳥」の役です。

ストーリーと設定はなかなかに面白いと思ったのですが、キャストが・・・。

主役は、この作品の今シーズンのセカンドだった、エドウィンとアンナ。アンナは、気の強いシンデレラをなかなか好演してたと思います。ががが、エドウィン(-_-#) うーん、好きなバレエ団のプリンシパルなので贔屓目にみてあげたい気持ちは満々なのですが、ダメだわどうしても。こういうクラシカルな動きがある、しかも演技が必要な役は本当に向いてない。何も感じられない。コンテンポラリー系の、表情のない役は、本当にいいと思う時もあるんですけどね・・・。

反対にとってもよかったのは継母と義理のシスターズ。シルヴィア、カロリーナ、レスリーと、プリンシパル3連発で超贅沢な配役です。

継母役のシルヴィア、昔のハリウッド女優みたいなヘアメイクが似合っててとーーーってもきれいでした!コミカルな演技も踊りも上手くて、もー最高!彼女は可愛らしい役を演じることが多いけれど、これやこの次の日のドゥーゼの中の役はちょっと大人っぽい役で、今までとは違う側面を見ることができました。嬉しかったです!

そして最愛のサーシャは「鳥」の一人。この鳥さん、踊れる4人のダンサーで組まれています。何でこんなチョイ役に使うのよーと最初はブーたれていたのですが、踊り的にはこの役が一番見所が多くて、それはそれでサーシャのほんとに気持ちいい踊りを堪能いたしました。サーシャの踊りは本当にいいわー。音感が抜群で、音楽が見えるよう。回転もジャンプもキレキレだし。若手と一緒に踊ってても、彼が一番勢いがあるように見える。若手もっと頑張れ!あ、あと、この役は上半身裸で下はやや銀よりの金色の「はかま」みたいな衣装。これまた彼に似合ってて素敵♪

今回のターゲ、出待ちでサーシャに会えたのはこの日だけ。一人娘のキラを迎えに行かなくちゃいけないので余り時間ないんだよと言い訳しながらも、機嫌よくサインや写真の求めに応えてくれました。See you soon in Tokyo! って笑顔でメッセージくれたよ〜(*´▽`*)

この日はシルヴィアにも会いたかったのに、私が楽屋口に行くより早くキラちゃんを迎えに出てしまったみたいで超がっかりでした。
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