mixiユーザー(id:4034928)

2016年07月22日22:55

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航空産業

難しい業界だと思います。

ライバルも多く(老舗)。開発に多額の費用がかかる分野です。さらには国家の安全にも関係してきます。(防衛産業の基幹部)

採算を取るのがとても難しい事業です。アメリカのスペースX社がISSへの補給船のドッキングと、ロケットの再利用に成功しています。

このまま順調にいけば、どんどんコストを下げる事が可能です。さらには、製造元がアメリカ。ロケット産業世界一の国としては、自国の産業の保護に走るでしょう。

日本には独自の開発路線があっても良いと思います。せっかくHTVを開発しても、重要な部分はすべてアメリカに持っていかれます。自国のロケット産業の成果につなげるべきです。

最終的には日本単独で有人飛行ができるレベルまで引き上げる必要があります。(でないと、ロケットの開発している意味が無い。)

現状のままコスト競争に走られると日本にとても勝ち目はありません。(HTVのノウハウを取られただけの形になります。)

選択枝は二つ。一つは、さらなる上を目指した開発。もう一つは撤退。

中途半端が一番いけない。やるなら徹底的にお金をかけないと産業として根付きません。航空産業もしかり、納入先の規制があると参入が難しくなります。MRJも邪魔がなければとっくにフライとしているはず。(現状のままでは採算がとれるか微妙。)

その昔、アメリカのボーイング社に肩入れして、CATIAシステムも大規模に導入して、大量に胴体部やパーツ類を作ったのに、エアバスに猛攻によって、日本の航空産業が停滞した時期があります。(当時、日本の工場の倉庫には在庫の山があふれていました。)

単なるブーム(お祭り)に終わっては困ります。産業としてどう根付かせるか?真剣に考えないと。持続的な発展は望めません。(=現状では厳しいとみます。)
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