夏の

「夏おせち、やって。」
「なぬ？」
夏のいつ食べるんだ、お重を。

年明けてないけど、全然。

…盆か。
「こんなこと言いはじめたら、もう『春のクリスマスケーキ』とか『真冬の冷やし中華』とかなってくるな」
「季節感なくなるよな」
年に1回だったはずのバレンタインが『サマーバレンタイン』と言い出して2回もイベントを掲げてきたあたりから、季節の風習が年2回制を導入するんじゃないかと危惧していたけれど、とうとうおせちまで…。
そんなに消費意欲を掻き立てるのだろうか、風習やジンクスや季節限定というのは。

そうか…じゃぁ私は独学で自称占い師になっていこうと思う。
そんな私とコラボするのは、まずパティシエと蝋細工職人。
自称占い師の私のツルの一声で、コラボする職人はイベントごとに変更可能。
最初は『バースデータイム』を導入するからパティシエと蝋細工職人なの。占いは恋愛系の需要が強いから、バースデータイムに告白をすると成就する、といったカンジでどうだろうか。シュークリームでもエクレアでもショートケーキでもロールケーキでもない、なんかちょっと甘さ控えめのバースデータイムケーキみたいなモノをパティシエには開発してもらう。

そのスィーツを【BiDT's】とでも書いて【ビディッツ】とでも呼ばせよう。こんなん読ませたモン勝ちやからな。なんとなくバースデータイムスィーツ的なことや。その告白専用スィーツ【BiDT's】に、告白したい相手にまつわる蝋細工キャンドルを1本だけぶっ刺す、それで準備はOK！
彼女の好きな食べ物であったり、趣味の何かであったり、夢の何かであったりね。ソコは告白する側の人間の選択のセンスが問われます。蝋細工キャンドルで相手のことをどれほど知っているかをアピール。これがドンピシャだった時の相手の喜びようを加点と考えると、告白の成功率がちょっと上がるよね。

【BiDT's】告白アイテムを携えて、彼女の誕生日タイムに告白するのがバースデータイムのイベント内容となります。1分しかないのに告白してから返事までもらわなきゃいけないので綿密な段取りが必要ですが、何もないよりは告白しやすい環境は整っているので奥手な君にはピッタリ☆
何よりサプライズが苦手なひとにとってそれはそれはたった1分間で最大限のサプライズ感を出すことが出来るので、サプライズ慣れしていない君にもピッタリ☆
返事がOKならキャンドルを吹き消してもらえるわけだけど、吹いてなくても強風で消えればラッキーだよね。
だから占い師の私は定期的に『蟹座のアナタは今日はラッキーデー！バースデータイムには強風の予感？！気になる異性に告白してみては？』とか言っちゃう。1ヶ月に1回は星座を変えて言っちゃうことにしようかな。その時のラッキーアイテムは『うちわ』か『扇子』か『下敷き』にしときます。強風じゃなかったらもうあおいじゃってください。

まだ私は占い師にはなっておりませんが皆さま、楽しい夏休みにウキウキするバースデータイムをお過ごしくださいませ。
ちなみに私のバーデータイムは11：19で、なかなかの時間帯生まれです。
時計はアナログではなくデジタルを使用し24時間表示にしましょう。
１月〜６月くらいまでに生まれている場合は、ちょっと朝が早すぎて告白されるのに向いていないかもしれません。



■明日から待ちに待った夏休み　各地の小中学校で終業式
(朝日新聞デジタル - 07月20日 13:43)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4102140