自分では、良心でやったつもりが・・・ということってありますよね。
今、リーディングをしている(翻訳の下読み)本がまさにそう。
たまたま住み着いたところが、たまたま森の近くで、
たまたま、沢山の野良猫、それも完全に野生の猫がたくさんいる場所。
ある夜、たまたま一匹の子猫が死にそうになっているのを見つけます。
始めは、知らないふりをしていた彼も、一晩中、子猫のか細い鳴き声を
聞き続けたら・・・そりゃあ、たまらず、病院に連れて行くのもわかります。
でもって、連れて行った病院で言われるのです。
「最後まで責任を持てるのなら、助けましょう」と。
その場では、「ハイ」と答えた彼ですが、もともとは野生の猫。
それに、そのあたりにいる猫は一匹や二匹じゃない。
夜になると、猫の天敵がウロウロし始める。
自分の寝る時間まで削って、という結果に。
自分の良心で始めたこと、相手にとって良かれと思ったこと、
右か左、どちらが正しいか分かりにくいこと、
本当にどちらに進んでも問題がありそうなこと、
などなど、この本の話に限らず、この世には、
こっちを選んで、正解!なんてシンプルに行かないことが沢山。
ふと、ある時から思い始めたことがあります。
それは、選択に明らかに間違いや正しいとわかることがあれば別ですが、
正解はないのでは?ということ。
大事なのは、選んだ後、自分がその選択から何を得るか、ということ。
選ばなかったら、こうなったのに・・・という妄想から、
自分を解き放つことって、意外と大事なんじゃないかな?ってこと。
リーディング中の本はまだまだ続きますが、
まさに彼もそんなことに気が付き始めているようです。
さて、さて、どこに着地するやら。
読んでいてわくわくする本は、仕事なら余計に、
ありがたい!と思います。
今日の空。
なんだか、昇天できそうな空(笑)
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Adept・Mentor 島津相談室
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