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2016年07月20日02:04

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「シルバー民主主義」2016年

中公新書2374
シルバー民主主義
高齢者優遇をどう克服するか
2016年5月25日 発行
著 者 八代尚宏(やしろ・なおひろ)
発行者 大橋善行
発行所 中央公論新社
ISBN978−4−12−102374−2
C1233

目次

はじめに

第1章 シルバー民主主義とは何か
  「全日本年金者組合」の提訴
  予想を上回る高齢化の速度
  長寿のパラドックス
  日米の違い
  高齢者の票が重くなるメカニズム
  集住の時代へ
  大阪都構想をめぐる世代間対立
  納税者民主主義の危機
  若年層の投票を増やす方法
  世代別選挙区、ドメイン投票方式、余命比例投票
  孫世代に課す負担を知る
  「不良債権」リスクを知る
  欧米の高齢者団体

第2章 日本の高齢者は「弱者」なのか
  もっとも格差の大きな年齢層
  所得と資産
  高齢者の相対的貧困
  潤沢な資産と低い運用能力
  低所得高齢者救済を名目にしない
  格差の要求
  リスクとしての「下流老人」
  子どもの貧困こそ深刻
  生活保護制度の改革

第3章 高齢化社会の新しい家族のあり方
  家族の変貌
  親子同居率の低下
  高齢者の離婚問題
  選択的夫婦別性への誤解
  同性婚と緩やかなパートナーシップ
  高齢者単身者と多様な家族関係

第4章 借金まみれの社会保障の改革
  改革の究極の課題とは
  借金に依存した社会保障
  小泉政権の取り組み
  国債増加の何が問題か
  年金積立金の枯渇問題
  年金財政改善の三つの手段
  「不良債権処理」としての年金改革
  社会保険から保護・福祉へ

第5章 シルバー民主主義下の年金制度
  年金マンガと集団訴訟
  長生きのリスクに備える
  積立方式から賦課方式への意図せざる移行
  積み立て方式への回帰を
  世代間格差は存在する
  格差の試算
  マクロ経済スライドは両刃の剣
  財政検証という「粉飾決算」
  年金集団訴訟の問題点
  国民年金は少なすぎるか
  実質価値で考える
  年金集団訴訟にどう応えるか
  
第6章 高齢化時代に公平な税制とは
  高齢者優遇の税制度
  年金所得への課税
  専業主婦優遇が生む歪み
  消費税はなぜ嫌われるのか
  社会保障目的消費税の意義
  シルバー民主主義克服への道
  年金以上に問題な国民健康保険
  資産課税の強化も

第7章 医療・介護にシルバー市場を
  シルバー市場の可能性
  「高齢者の高齢化」で増える医療・介護費用
  オバマケアの意義
  医療保険給付を抑制するために
  混合診療
  家庭医の門番機能
  介護保険制度の限界
  介護労働者の報酬を上げるために
  医療・介護分野における企業の活用

第8章 企業内のシルバー民主主義
  現行の雇用慣行の矛盾
  年功賃金カーブの格差
  高齢者の働き方の実情
  「年齢による差別」とは何か
  年功賃金は事実上の企業内年金制度
  高年齢者雇用安定法の矛盾
  派遣法も中高年正社員保護策
  大企業の働き方が変わるべき
  真の同一労働・同一賃金の実現
  なぜ高齢者雇用だけ補助金が出るのか
  失業給付も高齢者優遇
  欧州の高齢者労働政策
  「年齢不問」の社会へ
  
おわりに
参考文献

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