如何なるかこれ仏　仏とは何か

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　ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
　世界中のすべての方が幸せにありますように！
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　２０１６年　平成２８年　
　７・１７（日）
　

　　仏とは何か　「如何なるかこれ仏」

　　自分の幸せを妨げているものは何か（７）

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　姫野です。
　今日京都は雲が多めの晴れの
　蒸し暑い暑い１日でした。


　ど〜も、いかがお過ごしでしょうか。


　　賀茂川や　祇園祭の　遠ばやし

　　　　　　　　　　　　　修一郎


　京都は祇園祭です。
　宵山の各山車のそばに月桂冠など酒蔵から
　寄贈のこもかぶりが山と積まれ、キリン・アサヒなど
　各ビール会社もビールをケースごと山と積んでます。


　きれいな山車に提灯がともり、ちまきを売る
　屋台も出て、そろいの浴衣姿で鉦や笛のおはやしがなると
　とても風情があって祭り気分が盛り上がります。

　
　四条・烏丸通りは歩行者天国で、もうものすごい人で
　四条通り沿いの会社から駅まで一寸ずりでした。

　烏丸通りにはズラーと屋台が出て
　僕は「牛たんやきぞば」（500円）を買いました。
　しかし、渡された僕のパックには
　牛タンも野菜もほとんど何も入ってなくて
　単にそばだけでした。

　「ひどい、これで500円とは。トホホ…」
　大外れでした。

　
　人混みは苦手な方も多いと思いますが
　京都の祇園祭の宵宵山・宵山は一度見物されるのも
　楽しいと思います。



　さて
　不滅のこころの平安のために
　古来よりさとり（覚醒）と呼ばれるこころの在り方
　があります。

　さとり・覚醒について少し考えてみましょう。
　さとり・覚醒シリーズの続きです。


　「あなたの幸せを妨げているものは何か」（７）


　有名な禅問答のひとつです。
　
　　洞山守初（どうざんしゅしょ・10世紀末）は
　「如何なるかこれ仏」との問いかけに、

　　目の前の麻をつかんで
　　「麻三斤」と答えます。

　　
　　どういう意味でしょう。


　　私たちは眼も思考も、いつも外をむいています。
　　自分の外にあると思ってしまうのです。

　　今の自分の普段の身の回りなどにはない。
　　そう思いがちです。

　　神や仏となるとなおさら
　　自分とはかけ離れたはるか遠くの
　　どこかにあると探します。


　　いや、自分ごときの者の、身の回りのものや人は、
　　つまらないもの、見慣れたありふれたもので
　　今目の前にあるものすべてが仏のあらわれだとは
　　思えません。


　　家族・親戚・会社の仕事仲間・取引先などに
　　嫌な人・苦手な人がいる方も多いでしょう。
　　「自分はまともなのに、あいつはどうしてそうなんだ！」
　　原因を常に外に見出します。
　　とても仏のあらわれとは思えません。


　　すべては目の前にある。


　　そしてさらに
　　しあわせも、仏も神も
　　自分を離れては存在できません。


　　原因はすべて自分の内にあるのです。
　　
　　自分の本質は何か
　　それをしっかりつかまずに
　　幸せはありません。


　　如何なるかこれ仏


　　目の前にあるではないか
　　おまえ自身だ！


　　洞山和尚は
　　そう言いたかったのだと思います。


　　前回自己の本質・自分の命の根源について
　　述べました。
　　
　　自分の根源は何か
　　おまえはなぜ生きているのか

　　不滅の幸せのために
　　それをしっかりつかむことの大切さ
　　それが仏の教えの本質といえます。


　　あなたの根源は何でしょう
　　あなたはなぜ生きているのでしょう


　　「フライパン・歯ブラシ・マグカップ」です。
　　


　　つづく…

　
　ではでは
　愛を込めて！
　姫野　修一郎（Himeno　Shuichiro）


　今日も笑顔でニコッとね。

　何であれ、そこに愛が流れてこそ
　はじめてこころから楽しくなります。
　
　幸せはごく自然な
　あなたの命の本来の属性です。

　案ずるな嘆くな必ず救うてやる！
　大乗仏教のこころです。
　

　よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
　　（聖心寺・聖心神社）
　　http://seisinji.net/index.html
　
　僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
　お読みいただけると嬉しい。
　
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　生涯かかっても実現できないような
　大きな夢を持ちなさい

　あなたは身体ではありません。

　できると信じればできる。