mixiユーザー(id:3521490)

2016年07月17日02:48

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RPGのベッドは大体縦置き。

DQ1の時から当たり前にそうなってた(多分)けど、これってなかなかのアイディアだよなぁ、とか。


宮部みゆきの淋しい狩人のドラマを見てみた。設定が結構つーかかなり変わってるけど、そこそこ面白かった。しかし、この作品、作者に限らず、何かしら欠けたとこに物語があるのだなと。一方で、超能力ものは、無いものが有ったり、感じられるはずがないものを感じたりすることの苦痛を描いたりするんだけど、宮部作品のこの辺りの描写はやっぱ抜きん出てる。
 そういう、余分だったり、無かったりする部分を抱えた、普通の描写がこの作者の真骨頂とも言えるかも。ボツコニアンでもそれはいかんなく発揮されていて、使えるんだか使えないんだか判らない変な能力があったり、ファンタジーの主人公らしい得物を持たずフライ返しを武器として持ってたりしてるのである。この場合の「普通の描写」というのは、その過不足の状態が普通としてなされる描写ではなく、過不足がない「普通」と呼ばれる状態から、過不足に突き落とされるような描写の方。


FF2クリアー。裏ボスは、ラスボスと分離した善の側面なのだけど「悪の私の非礼を詫びよう」とか言いながら襲い掛かってきて笑った。許しをこうってレヴェルじゃねーぞ。悪でも善でも、クズはやっぱクズだわ、みたいな話。
 戦闘&育成も結構面白かった。戦闘での行動内容が成長にそのまま繋がるってのは、能動的な作業になり煩わしいけどマンネリ防げるので、この煩わしさが楽しめるならかなり面白いはず。これが例えばFF5の育成で、弱いけれど育てなければいけないジョブがあったとしたら、他のキャラはそこそこ強いジョブに「みだれうち」なんかの強アビリティを装備させて、弱い奴は後ろに下げてずっと防御、みたいな感じで、使えないキャラは使えないまんま育てる羽目になったりするが、2のシステムなら、弱い武器や魔法でも使っていれば徐々に強くなっていくのが判る。…アルテマ?FF6の魔法でしょ?(すっとぼけ)
 でも、こういうのは余裕がないと楽しめない。FF2の進行やダンジョンはかなり単純な方だけど、子供の頃の私には難しかった。それで更に戦闘で能動的な育成をやれ、だなんてのはどだい無理な話で。という訳で私は「ゲームすら上手くやれない」という少年期を過ごしたのであった。

しかし、ストーリーどろどろ系か、システム偏重系かに何となく分かれているFFシリーズの中で、死屍累々のシナリオに、意欲的なゲームシステムってのはFFとしては珍しいかもなぁ。
 どっかで見かけた虚淵さんとかの対談記事(全然読んではいない)で、最近のアニメやらはキャラに寄り過ぎるばっかりで物語が無い、みたいな凄い今更な話題になってたけど、このFF2なんて主人公は出自も何もほぼ不明なまんまで終わる(あまつさえラスボスに「お前一体何者やねん」とまで言われる始末)ので、今やるとすげーなって感じだったりするが、特に物語が面白いわけでもない。クリア後の裏編は前述の通り面白かったが。

と言いつつ、今度はマリオ&ルイージRPGをDL。ステータス画面に表示する画像を、ゲーム内の写真撮影で決めるってのは、オプーナとどっちが先だろう?
 しかし、アクションが微妙に難しい。挫折しそうな予感。ジャンプとハンマーの切り替えが面倒臭いけど、こっから面白くなるのか不安な感じが。でも、amazonのレビュー見るとすごい評価高いのね。今のところは、SFCのマリオRPGや、64のマリオストーリーのが面白かったけどなぁ。育成やカスタマイズ要素が薄すぎるのか。謎解きや収集要素のないゼルダ?どっちにしろ、FFの後に始めたのは失敗だった。聖剣2で武器パワー集めたり、バハムートラグーンで竜育てたりするべきだった。
 と言うか、合わないゲームやる必要ないやんけ。いくらでもやるもんあるんだった。スプラのラストフェスが近いうちにあるようなので、カンを取り戻すためにディスク投入。しかし、そんな下手にはなっていないが、元から相変わらず上手くはない。こうやって「ゲームすら上手くやれない」おっさん時代を過ごすのである。
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