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2016年07月16日14:37

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日銀が日経上場企業の株を爆買いしてる

日銀が指数連動型上場投資信託(ETF)を爆買いした結果、保有額は8兆円を超え、日経平均株価を構成する9割の企業で実質的な大株主になっています。シティグループの分析者が作成したグラフでは、日欧の中央銀行が今年3から6月の間に、合計で6000億ドルの株や債券を買い支えしたと推測しています。

こうした日欧中銀絡みの株の買い支えが、民間投資家の売りを上回って、米日欧の株価の上昇を作り出したようです。英国のEU離脱などで大打撃を受けると見られていた株価が上がった原因はここにあるようです。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-04-24/O5VD5Q6KLVR401

日本では年金資金が底をつき、株価が暴落し始めて、国民の怒りが高まりました。この年金資金に代わって、日銀が株価を支える役割を果たそうとしています。世界的には日欧の中央銀行が株価を買い支えている形です。

リーマンショック以降の世界経済は量的緩和策(お金の刷り増し)だけで維持されてきたように見えます。中央銀行が刷り増したお金で、銀行から不良債権を買い取り、国債を買って国の財政を造り、株式まで買い支えてきています。

しかし日銀の国債保有残高は300兆円を突破しています。国債保有残額を国内総生産(約500兆円)との対比でみると、2013年の量的金融緩和政策の導入時は3割弱だったが6割に達しており、2割前後の欧米中央銀行に比べても突出しています。

日本の財政と経済がお金の刷り増し策で何時まで持つのかです。世界中で大混乱が起き、悲劇が起きています。日本で悲劇が起きないように、アイスランドを見本に、国民生活を守るための解決策を準備しておく必要があると思います。

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