■犠牲者7人、無言の帰国=弔慰金検討、捜査実施―ダッカ襲撃テロ
(時事通信社 - 07月05日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4077071
まずは、犠牲になられた7名の方と残念ながら遺族となられてしまったご家族の方々にお悔やみを申し上げます。
誰が、その祖国を耕してくれるというのだろう。
国境も民族も言語も宗教も越えて、額に汗して働いていた人たち。
外国人や異教徒を排斥したいのであれば、自分たちが祖国を何故耕さない?
蒔かない種は、実りはしないのに。
テロなんかで、恒久的に手に入るものなど在りはしない。
そのことを日本人も、ダッカの町自身も1977年の日本赤軍によるテロで知っているはず。流血のテロを繰り返し多くの民間人の命を奪ったけれど、最終的には何も手に入れられてはいなかった。
そのことを理解できない視野狭窄さだからこそ、テロリストになるんだろうけれど。
間違えてはいけないのは、本件に於いて一番責められるべきはISであり過激思想であるということ。
アベガー!!って喚いちゃってるヒトは、テロリストの思う壺ですよ?
沸騰して脊髄反射的に、感情的にものを言うことこそが彼らの意図に乗ってしまうこと。
だって、構って欲しいんだもん。
イスラムvs十字軍とかカッコつけて体裁整えてるけど、自分ら武装してる癖に丸腰のソフトターゲット狙うようなヘタレ。イギリスのSASやフランスのGIGN、イタリアのGISなどトップクラスのチーム編成で応戦……すると、【一人前扱いさせたぜヒャッハー!!】って余計に調子こくかなあ。
宗教は本来、祈ることで祖国や民衆の心の安寧を求めるもの。
たくさんの神様仏様が座す国にいると、ほかにも違う神様がいるんだよーってことを何の困難もなく理解できる。
それってもしかしたら凄く、重要なことかもしれない。
お世辞にも広くはない祖国を『異教徒との闘い』で傷付けないようにするための防波堤。
夏越の大祓から七夕、お盆へと由来さまざまな行事を日常的にやってる国にいるって、恐らくは彼らの想像の範疇をはるかに超えることなんじゃないのかと思う……
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