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2016年07月05日16:14

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Nスペ「介護殺人」特集 “重すぎる内容”に絶望

Nスペ「介護殺人」特集 “重すぎる内容”に絶望
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=4077454

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7月3日、『NHKスペシャル』で「私は家族を殺した “介護殺人”当事者たちの告白」という番組が放送され、重すぎる現実を視聴者に突きつける内容に、ネットユーザーからは呆然とするコメントが寄せられている。

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毎回任意のテーマを取り上げるNHKの看板番組『Nスペ』。介護を苦に、家族を殺害してしまう「介護殺人」を取り上げた今回は、「いま日本では2週間に1度“介護殺人”が起きている」と、いきなり厳しい現実を告げるところから始まった。番組は主に、過去に親や妻を殺めた“介護殺人者”のインタビューで構成されたもので、

「私が殺してしまったのは母です」
「私を産んでしまった母を自らの手で命を奪ってしまった」

といったショッキングなコメントが続出。「死にたい」と妻に懇願され、一線を越えてしまった男性、刑務所で「私には逃げる場所がなかった」と号泣しながら悔やむ男性、さらに「首をしめてから『15』まで数えた」「母が倒れた時に、すぐに救急車を呼ばなかった」など、“未遂に終わった人”の体験談も紹介された。

NHKの調べでは、過去6年間で未遂も含め少なくとも138件の介護殺人が発生しており、また、介護をしている相手に「手をかけたい」「一緒に死にたい」と思った人は24%にも上るとのこと。番組内でも、

「(認知症のため)意思の疎通が取れない時間が大半」
「我慢の毎日」
「牢獄にいるよう」
「介護をするためだけに自分がいる」

など、介護者たちが様々な言葉で介護の苦労を語った。

タイトルから内容はおおよそ想像がつきそうなものだが、あまりにも重い問題提起に精神的にやられてしまった人が多かったようだ。ツイッターを見ると、

「NHKスペシャル『介護殺人』に衝撃。眉間にしわを寄せて、涙流しながら見てしまった」
「今晩のNスペ、重い題材で本当に見ているのが辛かった。涙が出てきた」
「介護殺人のNHKスペシャル見てたら物凄い陰鬱な気持ちになってきた」
「今日のNスペ重すぎて吐きそうだったし、泣いた。飲みながら切り替える」

といった声があがっており、

「NHKスペシャル、観る勇気がなかったです‥‥」
「Nスペ録画したけど見る勇気がない」
「さすがに、今日のNHKスペシャルは見れないな……。明日から仕事だという日曜の夜に、鬱になるようなことはしたくない」

と、“回避組”も相当数いたもよう。なお、

「NHKスペシャル、実際の対策については何も言ってなかったな。そこが知りたかったのに」
「解決への道筋を示さないNHKスペシャル。問題提起だけでも意味はあると思うけど、もう少し踏み込んでもいいような気はするよね」

など、番組で対策を示さなかったことへ不満を覚えた人もいたようだ。

Nスペではこれまでも、「身元不明の自殺と見られる死者」や「行き倒れ死」を追って話題になった「無縁社会〜“無縁死” 3万2千人の衝撃〜」をはじめ、「終(つい)の住処(すみか)はどこに 老人漂流社会」「老人漂流社会 “老後破産”の現実」など、高齢者を描くセンセーショナルな問題を何度も取り上げてきたが、今回もそれらに並ぶショッキングな内容だったよう。なお同回は、7月13日午前0時10分から再放送される予定。
(金子則男)
(R25編集部)

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誓ってもいいが、NHKごときにこういう問題を深く思考する能力など皆無であるが、こういう問題を追及するのは立派である。日本の放送局が多くあると言えども、この手の問題を掘り起こす可能性があるのは、NHKスペシャル、NNNドキュメントくらいのものだろう。

つまり一週間 24*7=168時間のうちの75分だけが、テレビからこういう問題を知るきっかけになるという話だ。

恐らく現場にいる人たちはもう少し前からこういう問題と向き合ていただろう。それがあちこちで始まりだして、次第に声が大きくなったとき、テレビがそれを救い上げる。

そして初めて問題が顕著化する。これでこの問題も、閾値を超えたと言っていいのだろう。それまでに何人の人がそういう行為に及んだかと考えると悲しいものである。

一方でこの問題の主役である厚生省がどれほどこの問題と取り組んでいたかは疑問である。かつてなく無能の省庁である厚生省であるが、恐らく、どれだけ有能な人を連れてきても、結果は改善されないだろうと思われる。

問題の大きさに対して、予算があまりに少ないのが原因だと思われるからである。当然であるが、予算が小さいと感じるのは、予算が現場まで浸透する間に、中抜きをする人たちが、ごまんといるからであるが、その人たちを駆逐したところで、今度は、無職が多くなるだけであるから、介護問題が生活保護に変わるだけの話になる。

介護と殺人を組み合わせた用語であるが、問題のひとつは介護を必要とする人が長く生きることができる医療の発達とも関係している。

これはある意味用語の不気味さの処理であって、一家心中を家族殺人と呼ばないくせに、なぜこれは殺人と呼ぶの?という気がするわけである。NHKの連中はこの辺りがもうどうしようもなく低能なのだ。

殺人とくれば、クビを絞めて殺したという姿しか思い浮かばないのである。もちろん、そんなことをしなくても、もっと安穏に死亡させる方法はあるだろう。だが、そこまでの意思もなく、突発的にそういう行為を取るところまで追い込んでいるわけである。

誠実に前向きに生きて人たちほど、追い詰める社会構造になっている。そして、そういう人たちの気持をケアするのに、キリストも仏陀もどうやら無力なようである。

これが江戸時代ならどうこう言っても、衰弱してなくなるしかないだろう。これはケアが充実することで、顕在化した問題ともいえる。恐らく、専門家は、こういう問題が起きることも予想していたであろうと思う。

介護が限界に達すれば、できることは限られている。更には、まさかであるが、こういう問題に対策があるはずだと考える人がいるというのを呼んで驚いた。自分で考えて分からない問題でも、誰かは解決策があると思っているらしい。解決策があるけど、だれもしていないだけの問題と思っているのだろうか。

楢山節考では、元気な人を年齢だけで一網打尽に捨てる点があまりに弱いわけで、当時の人だってバカでなければ一律などということはしなかったろうと思われるわけである。

明治以降でも飢饉が起きれば生まれた子供を川で殺めることもあったそうである。人口調節はなにも中国だけの専売特許ではないわけである。

限界が見えていれば、その限界まで行ってみるか、その前に引き返すかという選択があるのだが、どうも日本は限界まで行ってみれば、なんとかなるかも知れないという考えが多いのである。

やらなくても分かる、という考え方はあまり好まれない。限界突破というのが好きな訳である。グレンラガンの天元突破ではないが、どうも日本人はこの突破するという考えが好きらしい。

縦陣列による中央突破であるとか、ゴルゴが同じ場所を撃ち続けた一点突破であるとか、二百三高知の突撃による突撃の繰り返しとか、こういう感じ。

自ら手をかける殺人は相当の疲労の極致にでもなければ起きえない。もう少しまえに、ふらふらと家を空ければ、自然と亡くなるはずである。

だが、そういう手段は取れないという訳である。逃げ場のない場所に追い込んでいることが問題であって、それが問題であることが分かっても、どうしようもないわけである。

すると、当然ながら、そういう重荷になるのは嫌だと、トルストイよろしく家を飛び出して、野山をさすらう人も出てくるであろう。

こう考えてくるとき、問題を解決する簡単でほとんどだれの手も汚さない方法があることは分かっているのである。

それは介護の放棄である。もしかしたら厚生省もそれを狙っているのではないだろうか。ある程度以上の重い介護については、それを放棄する、という方法である。もちろん、これをするには憲法改正が必要である。

自民党も国に役に立たない人間は日本人ではないを党是にしているし、介護問題など、まったくもって、その通りなのである。笑っている場合ではない。障碍者もこれに含むし、単純労働しかできない、生産性のない健常者もその対象だ(政治家、およびその身内は除く)。

とかく、寝たきりほどいけないことはない。人間は最後まで歩くべきだし、遊牧民など移住性の生活をする人たちの間では、歩けなくなれば、置いてきぼりにされたりもしたそうである。

ピンピンコロリも、ようは歩ける間にさようならしたいという事だろう。

ということは、歩く機能を補助できる装置が開発されて広く市場に投入されれば、もしかしたら、問題は解決されるかもしれないわけである。

自力では歩けなくても補助装置によって、日常生活が送れるならば、弱った筋肉と言えども少しは使えるし、脳も活性するだろう。もちろんこれで認知症の問題なども解決するわけではないが、いくつかのケースは救えるのではないか。

介護が必要と言えども、補助装置があれば、ずっと楽になるだろうし、また、少しくらい(1日から2日)外出しても、健常性を損なわない可能性もある。

なんということだろうか。このような問題も、テクノロジーによって突破する可能性が見えてくるのである。ならば、それを加速するための予算と人材の確保である!

あ、日本にはもうろくに予算配分する余裕がない。残念だが、中国の方がこの分野にも潤沢な予算(恐らく軍事費の一部)を投入して、世界貢献するかも知れない。

残念である。

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