この記事で誤解なきよう

地位協定、軍属の範囲縮小へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4076856

相変わらず毎日新聞は日本語が下手でまとめが下手なせいでわかりにくい。
一部誤解してる人もいたのでわかりやすく書きましょう。

まあそんなに難しい事ではありません。
地位協定は知っての通り、対象者（主に米軍基地関連に属する者）の地位と身柄の権利を日本国ではなく米国の物とする協定で、ぶっちゃけ犯罪を犯しても日本が勝手に捕まえて裁判に掛けたり出来ないわけです。

今回の改定基準見直しで、「協定の内容そのものは変化なし」、ただし協定の対象者の範囲の変更、と言う事です。軍属であれば地位協定に米国に守られるが、軍属と認める範囲を狭める今回の取り決めでは、「軍属」から除外される人が増える＝日本で裁ける人が増える、と言う事で米国が日本に譲歩した格好になります。日本から見れば良いニュースです。

今回殺人者は軍役を退役しており、これまでのルールでは「軍属」扱いでしたが、今度からのルールでは「元軍属」の扱いになります。こうなると通常の犯罪人であり、日本の刑法に則り裁判が行われます。