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2016年07月01日20:43

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東海道江戸時代の食べ歩記(箱根畑宿の雑煮)

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箱根の峠を越えて、関所を通り、今回紹介するのは畑宿(箱根町畑宿)
です。箱根宿と小田原の宿との間宿でありました。ここは江戸時代以前
からの古い宿場で、東西の旅人にとって、立ち寄る人が多い宿場でした。

山の中にある宿とは思えないほど、雅な府に気があったらしく。筆者も
心が引かれて足をとめたようです。このあたりの名物が雑煮。店先の絵を
みてみよう。

店には二人の女性が、客の相手をしていますね。右側に女性が竈の前で
雑煮を書いているのだろうか。雑煮の中身はキロ気にないが、キジの肉入り
だったろうか、詳細は分からない。

中央の女性は、ここの店の看板娘であろうか、いま出発しようとしている中央
の客に、萩楊枝をさしだしている。総じてこのあたりの茶屋の男女の身なりは
上品で、身のこなしも山家の人物とはおもわれない。

筆者がここを旅したの786年の晩秋。茶屋の殻は奥座敷には紅葉した紅葉
が覗き、湯本細工がならんだ箱もある。当時はまだ、寄木細工は作られて
おらず、50年ほど時代が下がるようだ。
当時の細工は、轆轤細工の独楽などが中心。

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