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2016年06月29日08:31

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6月29日(水) #1178 社会保障とは何か ��

おはようございます。木下藤吉郎です。


今から50年前の1966年(昭和41年)の今日未明、ビートルズ(The Beatles)が羽田空港に到着し、初来日しました。

■昭和毎日：昭和４１年６月２９日　ビートルズがやってきた！ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)
http://showa.mainichi.jp/comeback/2008/06/post-8628.html


また、今日をもちまして、

○NHK「おかあさんといっしょ」たいそうのおにいさん、小林よしひさ(こばやし よしひさ)さんは、35歳

○モデル、女優の井川 遥(いがわ はるか)さんは、40歳

○元大阪府知事、大阪市長で、タレント、弁護士の橋下 徹(はしもと とおる)さんは、47歳

○ダンサー、振付師、タレントのパパイヤ鈴木(パパイヤ すずき)さんは、50歳

○お笑いコンビ「ピンクの電話」の清水よし子(しみず よしこ)さんは、58歳

○ものまね、お笑いタレントの清水アキラ(しみず あきら)さんは、62歳

○漫才コンビ「中田カウス・ボタン」の中田カウス(なかた カウス)さんは、67歳

○「男はつらいよ」シリーズの、寅さんの妹さくら役として広く知られています、女優、歌手の倍賞千恵子(ばいしょう ちえこ)さんは、75歳

○元プロ野球選手、監督の野村克也(のむら かつや)さんは、81歳

の、それぞれ誕生日を迎えました。皆さん、おめでとうございますo(^_^)o

■小林よしひさ - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%B2%E3%81%95

■井川遥 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E5%B7%9D%E9%81%A5

■橋下徹 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E4%B8%8B%E5%BE%B9

■パパイヤ鈴木 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%A4%E9%88%B4%E6%9C%A8

■清水よし子 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%82%88%E3%81%97%E5%AD%90

■清水アキラ - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%83%A9

■中田カウス・ボタン - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%94%B0%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3

■倍賞千恵子 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8D%E8%B3%9E%E5%8D%83%E6%81%B5%E5%AD%90

■野村克也 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%9D%91%E5%85%8B%E4%B9%9F





















6月29日 水曜日

参議院選挙の公示から、この「朝の歳時記風日記」では、政治に関する専門的な用語の解説を書いており、今週は社会保障の事を書いております。きのうは、主に子どもや若者における社会保障の話を中心に書いてまいりました。けさは、高齢者や社会的弱者における社会保障の話を書いていきたいと思います。

酷い考えを持つ者には、こんな持論がどうもあるようです。

「年寄りは、もう後は寿命が来て死んでいくだけなのだから、なぜ社会保障(年金)が必要なのかよく分からない」

最近、どこぞの政治家さんが「90歳になってまで貯蓄をしている人が多いそうだが、いったいいつまで生きるつもりなのでしょうかね」と漏らした旨が報道され、波紋を広げました。この発言には、見方によっては「遺産を変に残していても『犬神家の一族』みたくむなしい家庭内の争いが起こるだけ。貯蓄するのに意味ないだろ」という言い方がしたかったのでは、という事もできます。

が、やはり多くの人は「いつまで生きるつもり？」という言葉を拾い上げて「年寄りはさっさと死ね、とでも言うのか！」と捉えてしまいかねないでしょう。それは私も同意であります。

お年寄りを大切にしなさい、というのは、かねてから道徳の授業などで言い聞かされてきた事と思います。では、なぜお年寄りを大切にしないといけないのでしょうか。

それは、社会の仕組みや歴史を紐解けば、簡単に分かるものです。お年寄りの方々はこれまでの世の中を築き上げてきた「人生の大先輩」であり、功労者であるからです。

かつて、核家族がまだあまり普及していず、親子3世代同居が当たり前の頃は、家父長制など不自由・理不尽な面もありましたが、一方で祖父母から孫はいろいろな人生経験を学び、知る機会がありました。今の世の中でもお年寄りの人生体験談は貴重な財産であり、とりわけ第二次世界大戦(戦争)の話は、今75歳かそれ以上の方にしか語ることができない重要な「負の財産」でもあります。

ところが、最近はあまりお年寄りを敬う傾向が見られなくなってしまいました。原因はいろいろ考えられますが、やはり核家族化の浸透によって、子どもがお年寄りと触れ合う機会が減ってしまった事に加え、お年寄り自身にもどこか「俺は高度経済成長期に懸命に働いて、いまの日本を築き上げてきた。俺は偉いのだ」と思い上がってしまっているきらいがあるのではないか、とも思うのです。

自分一人だけではなく、自分と同じ境遇の下で育って来た人は「団塊の世代」と言われるほど大変に多い数であり、明らかに「みんなで築き上げてきた」と言わざるを得ないのですが、その「社会の恩」を忘れて思い上がっているお年寄りが残念ながらいて、それが年寄りを敬う心を削いでしまい、互いに尊敬することができなくなる悪循環を起こしているように思えてならないのです。

つまり、いま巻き起こっている社会保障制度に対する賛否両論交錯や、お年寄りを敬わない風潮は、敬わない側もよくないですが、お年寄り自身も敬うにふさわしい姿を示せていない現実があると捉えざるを得ないのかなと思うのです。

「子どもを嫌うな、あなたも歩んで来た道だ。年寄りを笑うな、あなたもいずれ歩む道だ」という類の言葉があります。大なり小なりあれど、誰も、社会の一部を築き上げてきた一員である事に変わりはありません。ワルに見える人も、実は秘密を全てさらけ出せば、意外な過去を背負っているケースが多いものです。

ゆえに、やはりお年寄りへの社会保障である年金は、長生きされているお年寄りへの「敬老」と「ごほうび」の面から、大事にしてほしいと思うものです。マネーゲームといういわば博打につぎこむなど、言語道断だと言わざるを得ません。

人が人を敬い、労り合う世の中にしていきたいものですね。

※ 参議院議員通常選挙
最終投票日まで、あと11日
#7月10日は参院選挙
(公示の翌日より #毎日が投票日 )
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