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2016年06月28日23:13

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人殺し予算と日本・中国の防衛費対GDP比の格差

ども!

ぽん皇帝でっす。

今回は日本共産党の稚拙すぎる発言とその先の防衛費について書いてみたいと思います。



◇与党は民共攻撃、民進党内からも「ひどい発言」 共産党の志位和夫委員長は「口頭注意し解決した」と強調するが… 2016.6.27 19:50 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/160627/plt1606270061-n1.html

藤野保史・共産党政策委員長のNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算」と発言したこと。
これは非常に問題のある政党であるという国民の認識を一気に増大させたことだろう。

自由民主党や公明党から観ればこれほど有り難い言葉はない。

一方、日本共産党の立場から見れば非常事態である。

この発言は、被災者にとっても自分たちを助けた組織に対する心象にも問題である。

故に参議院選挙中にこの発言をしてしまった事は、浮動票の獲得を狙う日本共産党としてはかなりの打撃となったに違いない。

自由民主党と公明党の高笑いが止まらない事だろう。



◎では本題。


主題となる防衛費は一体どうなっているのだろう。


○中国の軍事費

中国の国防費は2015年の国防予算で8868億9800万元となっている。
これは、軍事費と対GDPの比率で表すと1.92%であり、現在は日本円にして18兆円にすら達している。


○日本の防衛費

日本の防衛費はというと、約5兆円となっている。
これは軍事費対GDPで表すとたった1%である。


※重要なことは軍事費対GPD比は1990年以降で観ても実は低くても0.93%〜1.03%と殆ど1%であり、現在においても実はGPD比での割合は1%程度と大して実は増えていない。
むしろこの予算を米ドルに換算すると2015年と2007年においてはドル換算では410兆円前後であり、これは最も防衛費が少ない状況と同じであるという酷い結果であるが・・・これは安倍信者だけでなく普通の人は5兆円の予算は大きい。
安倍政権は何て良い(悪い)決断をしたんだ!と誤魔化されているのが現状である。
そして今、イギリスのEU離脱で1ドル100円辺りまで到達しているのでややドルベースでは改善しているが、それでも民主党政権時より実は防衛費予算はドルベースでは低いのが現状である。
軍事費対GDPは1%なので本当に予算額では大した変わりはない。


中国と日本の現状を考えると、少なくともGDPの2%の水準に国防費を費やさねば現在の状況においては日本の国防は危険極まりないと言っても過言ではありません。
(GDP2%にしても10兆円である。
今現在の防衛費を2倍にしても・・・中国は18兆円であることを考慮するとまだ2倍近くの開きがあるのだが・・・。)


ですが、それを安倍内閣が是正する事はないでしょう。

結果は数字で出ている通り、安倍政権では実は防衛費はドル換算では大幅に減っている通り。

防衛予算など現実的に観れば増えちゃいないのです。

また、国際インフラ予算が下請けに中国華僑の息のかかった各発展途上国のインフラ会社が下請けになるからこの財務省や日銀の天下り先を潤すことをやめる事もないでしょうし。
(どんだけ日本の税金が海外にばかり投資されている事やら)

このまま現実上の予算を減らしてミリタリーバランス(軍事均衡)の格差を広げれば、いずれ日本は中国に外交でものを言えなくなるだけでなく、尖閣諸島は危険な状態に晒されることは間違いない。

そして現在の中国は異常なまでの過剰供給過多で強烈な不況続行中であり、政権の不満要素は非常に高くなっている。
不況の影響を考えると、尖閣諸島の実行支配の日は中国の長期的な経済不透明を考慮すれば自ずと資源に頼る政策をとるしかない時期を考えればそう遠くないのではないかと僕は思う。


一路一帯構想と尖閣諸島の地政学上の価値(外洋進出と台湾・アメリカ・日本に対する)及び本丸の石油資源・・・中国はこれほど欲しい土地はないでしょう。

そして今回の中国の状態は・・・過去における武力ある不況の国家の方針と実行してしまった歴史通り、どの国家においても同じである。


○話を基に戻そう。

日本共産党においてこの強烈な問題発言をした藤野議員は、すぐさま党における重要ポストから人事変更すべきである事案と言わざるを得ないのではないだろうかと思う。

まぁ日本共産党にそれが出来るようであれば、もっと票を伸ばすことが出来たであろうに・・・この党は未だ進歩出来ない事を意味している証左であると僕は思う。



◎参考に

という事で、ここからは参議院議員選挙にはどのような政策を掲げる政党や政治家に皆さんが投票を行うのかの参考となればと思い、素人が考える政策集をこれまで作りました。

下記はその全てを載せている全文となります。

各個分野別にも見る事が出来るよう目次も載せておりますので、もし政策で悩んでいる方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

※ちなみに僕には支持政党はありません。




◇素人が考える政策集|ちょくちょく更新  若者からの投票が日本を救う
http://ainippon.blog.fc2.com/blog-entry-712.html


という事で、ではではぁ〜。
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