参院選のテレビ露出が低調
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4065086
政治家の討論会ほど、つまらないものはない。
例えば、
「安倍政権の横暴を追求すべき!!」
というスローガンに、日本の社会をどうしたいのかが含まれていない。
うちの会社のバカ労働組合みたいに、さも、安倍政権以外この世は反自民だと思っているようだけど、案外世論は複雑なんだから。糾弾してどうするんだろう?って思う国民はたくさんいる。
というか、日本の問題は何で、それを改善するためにどんなことをするのか という根本的なことが話されていない。
でもそれは政治家がダメなんじゃなくて、今の政治システムがダメだからだと思う。
結局、小難しいこといって、まじめに議論しているよりも
安倍はバカ、いやいや、志位こそバカ
って言いあっているほうが国民がウケるんだから。
ウケる国民が最も悪いけど、
ウケるだけで就職できちゃう代議員の制度も問題あるんじゃないかな。
かの有名なJ.S.ミルは、「言論の自由」を保障されてこそ、活発な議論を生み、それが人間社会の前進につながるといっていた。
確かに「言論の自由」はあらゆる議論をする自由を保障するけど、
同時に「議論をしない自由」「バカな議論をする自由」も制限しない。
結局、人間社会が前進するかどうかに、言論の自由は裏付けをしない。
民主主義…つまり、基本的人権が守られ、人民自身が主権を持つシステムを維持しながら、人間が地味な議論にも耳を傾け、前進できる新たな政治システムを構築する必要がある・
でもそんなシステム、この文明はまだ生み出せていないし、今後もしばらくは生み出されないだろう
そういうなかでは、私たち自身がもっと勉強し、地味な議論にも耳を傾けられるくらいの教養をつけるしかないわけだ。
でもそれは、政治家から汚職をなくすくらい難しいことだ。
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