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2016年06月26日23:45

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今更ながらTPPと同人誌、コスプレの話

最近、めっきり報道されなくなったTPPだが、

なにげに同人誌やコスプレと関係があったのをご存じ?。

このTPPってやつは、参加国の色々なルールを話し合いながら
なるべく統一していくことで、経済の活性化を図る狙いがあるのだけれど
このなかに著作権のルールも含まれていて、
その一つに非親告罪というのがあるんですわ。

これは、著作権違反を『誰でも』親告できるということ

今までの日本は著作権を持っている人や会社が、
「これは違反です」と言わなければ罪にならなかったんすが、

これをだれでも、違反として報告できる、つまり罪にできるって仕組み

例を挙げると、世の中にあふれる『同人誌』って
多くは人気作品をベースにしているっすよね、
これ厳密に言えば著作権を勝手に使用していることになるんす。

でも、同人誌ってある意味、ファン活動の一環であり、メーカーや著者にも
宣伝になるといったメリットもある、だからほとんどの著作者は訴えを起こさない。
だからコミケがあんなに大盛況になるわけ。

これ、もしTPPの非親告罪が適応されると、
だれでも訴えを起こせる、無関係の一般人でもOKなわけで

「あいつの同人誌、気に入らないから訴える」
「なんかムカつく本だから訴える」

ってことができるようになったわけ、
こうなれば一気に同人誌は壊滅したと思うっす。

これ同人誌だけじゃなく、コスプレも含まれていて
自由に好きなキャラの衣装を作って、着ることができなくなる恐れがあったんっす。

それで、ちょっと前の国会で、このことが話し合われていたんです。
当然、多くの議員さんたちは同人誌もコスプレも守ろうなんて
これっぽっちも思わないから、非親告罪が日本のルールになっても
おかしくない状況だったんです。まじで

これをなんとか食い止めてくれた人々がいて、
代表的なのが、漫画家の赤松健先生、
そんで、国会議員さんの一人が『山田太郎』さんなんですわ。

この2人を含め、色々な人々の努力により、なんとか日本で非親告罪をそのまま
適応するのは無くなり、コミケやコスプレは守られたんですわ。

私自身、著作権についてあんまり詳しく無く、この文章もちょいちょい間違っているかも
しれんですが、大まかな内容は正しいはずです。

そんで、この山田太郎議員、今やっている参院選に出ているっす

全国比例なので全国どこにお住いの方でも、投票可能です。
比例票に『山田太郎』と個人名を書く、これがポイントっす。

無理強いはしないのですが、同人作家さんやレイヤーさんなんかは
ちょっと考えてみてくださいませ。


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