小説「アルバイト・アイ　諜報街に挑め」大沢在昌

あらすじ
「冴木探偵事務所」に父・涼介を訪ねてきた男、粕谷。アルバイト探偵の隆は粕谷を追ううちに銃撃戦に巻き込まれ、気を失う。
気付いたときには見知らぬ町で、そこには会ったこともない母と妹がいた・・・・・。フェンスに囲まれた街、不可解な住民たち、徘徊する連続殺人鬼。やがて町の秘密が明かされるが、それは事件の始まりに過ぎなかった。見知らぬ街に放り込まれた隆の、決死の闘いが始まる！

見知らぬ街に放り込まれた隆。
「何故、どうやって？」この点が凄く惹きつけられました。
ほぼずっと、この「何故、どうやって？」で展開してゆきますから、凄く面白かったです。
父・涼介と離れ離れになり、隆が単身で挑まなければならない展開も良かったです。
エピローグでまさかのラッキー展開になるとは思わなかったです。

アルバイト・アイシリーズは安定した面白さを放っているなぁ