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2016年06月23日00:03

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『山内くんの呪禁の夏。』

二宮酒匂 先生が「小説家になろう」で発表していた青春オカルトファンタジーが書籍化。
遭難体質がもとで故郷に戻った少年が、ある出会いを機に奇怪な事件と次々に遭遇します。
(イラスト/平山けいこ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/product/321601000104/
http://ncode.syosetu.com/n5809ce/


受難続きの“山内”くん。父の勧めで実家の知り合いにお祓いを受けることになった彼は
かつて受難除けの“牙笛”をくれた子“コン太”と郷里で思わぬ再開を果たす。その子の
気紛れで隠り世を視る力を与えられた“山内”くんは更なる災難に巻き込まれていき──。

こっくりさんや神隠し、幽霊騒動に遭遇しては“コン太”こと“紺”に助けられ、郷里の
子供たちと仲良くなっていく中で、“山内”くんを男の子と意識していく“紺”の様子が
初々しくてこそばゆい。災難にはラッキースケベ的なものが含まれているのは否めません。

オカルトめいた非日常を過ごす日々で出会う「アカオニ」こと“阿嘉島”と「アオオニ」
こと“青丹”の二人組を見て超常現象よりも厄介なものを感じた“山内”くん。一連の
騒動に彼らが関与を予想した“山内”くんと“紺”の判断は正しいのか、次巻に注目です。


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