記録的短時間豪雨

■熊本で３人死亡、３人不明＝記録的大雨で
(時事通信社 - 06月21日 09:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4054080

昨日夜、アメダスは雲仙で毎時雨量115mmという豪雨を観測した。
その雨雲は、熊本でも各地で毎時雨量80mmを越える大雨を降らし
より広範囲に、福岡などでも毎時20mm〜50mmの大雨をしばらく降らせ続けた。

だいたい雷雨で激しい猛烈な雨というのは毎時40mm。
建物の1階で雨の音が響くように聞こえる強い雨が毎時20mm
こんなのが数時間降れば月平均降水量を超えてしまう。
だいたい、速攻などの容量の限界が毎時20mm弱くらいなので
それ以上だと、速攻が溢れ出したり、ただの道のくぼみややや低めの場所が
大きな水たまりとなり、車の通行にも支障を来し出す。

毎時80とか100というは、まさしく強いシャワーが空から降ってきてるようなもので
息苦しい程の雨と表現される。
歩いていれば傘は役に立たない。
車に乗ってる状態では、ワイパーは高速でもほとんど効果を期待できず
何とか前のクルマと道の端を確認しつつ、カーナビを見ながら
計器飛行ならぬ計器走行の気分が味わえる。
何せ、迂闊にビビって止まろうモノなら追突される危険性もある。

過酷化している気象条件の中で、日本も一部の要員を除き
気象警報による自宅待機や外出停止勧告なども
発報させる法施策が必要だと思うな。
死人が大勢出てからじゃ遅い。

東日本大震災の時、14日の月曜日は電力不足から限定した路線しか
電車は動かせない。内閣官房が極力外出は控えてくれと言う
報道を出したにも関わらず、多くの会社が平常通り営業を決めて
通勤客が動いている路線に集まり大混乱。
結局輪番停電や、電力不安定化警告から、みんな会社に行ったモノの
その日は仕事も出来ずに帰るだけという何やってんだかの
事態を繰り返したしな。