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2016年06月19日17:55

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民の竈(かまど) 〜天皇と日本について語る校長が市教委から注意〜

幸食研究所ブログより転載
http://ameblo.jp/kousyoku-labo/entry-11992354787.html



日本と言う国は、初代天皇と言われる神武天皇から始まる現在までの2675年を有する歴史を受け継いできたそれを言います。

時の世相や仕組みがどうであれ、皇室が連綿と受け継がれ、それと共に国民が営んできた社会が日本であり、それは国際的に認められている事です。(それ以上の歴史を有しているとも言われています。)


アメリカもイギリスも、中国も韓国も(嘘か本当かは別にして)、海外では当たり前に建国の歴史を教えています。

その記念日を国を挙げて祝い、その国がなんたるかを改めて省みて、自分たちのアイデンティティを養っています。


しかし日本は、世界中の195か国の中で一番古い建国の歴史を持つ国であるにも関わらず、こうした誇りある歴史や国の成り立ちはほとんど教えられません。

世界の王室では天皇陛下が最も上座にお座りになられるのは有名ですが、海外のメディアでは、天皇が訪問されると新聞一面を賑わせます。


戦後日本はアメリカGHQによって徹底的に自虐史観を植えつけられ、教育や学会は反日勢力が牛耳る事となりました。

それが今の日教組問題であり、国を愛する事、天皇陛下を敬う事を徹底的に否定しています。

もう一度言いますが、世界で最も敬われているご存在であるにも関わらず。そしてアメリカの教科書でも日本の建国神話が記載されているにも関わらず。

そして仁徳天皇のあり方を表す「民のかまど」というお話を、どれだけの人が知っているのでしょうか?


☆民のかまど☆
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仁徳天皇の四年、天皇が難波高津宮から遠くをご覧になられて、「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」と仰せられ「向こう三年、税を免ず」と詔(みことのり)されました。
それからというものは、天皇は衣を新調されず、宮垣が崩れ、茅葦屋根が破れても修理も遊ばされず、星の光が破れた隙間から見えるという有様にも堪え忍び給いました。

 三年がたって、天皇が高台に出られて、炊煙が盛んに立つのをご覧になり、かたわらの皇后に申されました。
 「朕はすでに富んだ。嬉ばしいことだ」
 「変なことを仰言いますね。宮垣が崩れ、屋根が破れているのに、どうして富んだ、といえるのですか」
 「よく聞けよ。政事は民を本としなければならない。その民が富んでいるのだから、朕も富んだことになるのだ」
 天皇は、ニッコリされて、こう申されました。

 そのころ、諸国より「宮殿は破れているのに、民は富み、道にものを置き忘れても拾っていく者もありません。もしこの時に、税を献じ、宮殿を修理させていただかないと、かえって天罰を蒙ります」との申し出が頻頻とあるようになりました。

 それでも、天皇は引き続きさらに三年間、税を献ずることをお聞き届けになりませんでした。六年の歳月がすぎ、やっと税を課し、宮殿の修理をお許しになりました。
その時の民の有様を「日本書紀」は次のように生き生きと伝えている。
 「民、うながされずして材を運び簣(こ)を負い、日夜をいとわず力を尽くして争いを作る。いまだ幾ばくを経ずして宮殿ことごとく成りぬ。故に今に聖帝(ひじりのみかど)と称し奉る。みかど崩御ののちは、和泉国の百舌鳥野のみささぎに葬し奉る」
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自らがボロ着て、一切の贅沢をせずとも、民の賑わいにこれ以上ない喜びを語られたのです。

これほどありがたい事があるでしょうか?



世界の王族では、国民またはその国そのものは王様の「所有物」であったのです。まさに「支配者」でした。

王様ゲームは有名ですが、王様はまさに絶対だったのです。

しかし日本の天皇は、政治的権力者でもなく、国民を「大御宝(おおみたから)」と呼び、自分以上に大切な存在だとされています。

政治権力者はその天皇陛下から預かる宝であり、その為のただの役割であったのです。

現在日本の根幹である「民主主義」なるものは、自分さえ良ければいいという極端な個人主義を尊重する社会システムであり、それは欧米の流れを汲む「民主主義」です。

しかし日本はその遥か以前から、和を尊び、他者を思いやる調和的「民主主義」を創り上げていたのです。



しかし残念な事に2月18日の中日新聞の記事にこのようにあります。


愛知県一宮市内の中学校長(57)が、勤務する学校のホームページ内のブログに「古代から日本は、天皇陛下と民が心を一つにして暮らしてきた」などとする原稿を掲載し、市教委から口頭で注意を受けていたことが分かった。

市教委などによると、校長は、建国記念の日を前にした9日の朝礼で、「日本の起源」というテーマであいさつし、その元となった原稿をブログに掲載した。

ブログでは、16代の仁徳天皇が、民家から煮炊きする煙が少ないことから困窮する人々を思い、徴税をやめて自らつつましく暮らしたとする「民のかまど」の話を紹介。
「こうした神話こそが、国柄を示しているとも言える」などと強調し「長い歴史とすばらしい伝統をもつこの国に誇りを持ってほしい」と呼び掛けていた。

校長は、12日に市教委から注意を受け、ブログ原稿を削除した。

取材に対し、校長は「子どもたちに、和の心を大切にしてほしいという思いを伝えたかった」と説明。
市学校教育課の担当者は「断定的な書き方で、個人の考えを押しつけかねないと判断した。慎重さを持つように指導した」と話している。

同校には保護者からの苦情は寄せられていないが、ブログについて「偏向教育だ」との匿名の手紙が1通届いたという。
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一体この校長がなぜ注意を受けなければならないのでしょうか?

ブログではこのようにありました。

民のかまどのお話を後に、

「この話は神話であり、作り話であるという説もあります。しかし、こうした神話こそが、その国の国柄を示しているとも言えるのです。こうした天皇と国民の関係性は、何も仁徳天皇に限ったことではありません。」

そして昭和天皇がマッカーサー元帥の元に赴いて会見されたことについて語り、

「このように、初代、神武天皇以来2675年に渡り、我が国は日本型の民主主義が穏やかに定着した世界で類を見ない国家です。
日本は先の太平洋戦争で、建国以来初めて負けました。しかし、だからといってアメリカから初めて民主主義を与えられたわけではありません。
また、革命で日本人同士が殺しあって民主主義をつくったわけでもありません。古代の昔から、日本という国は、天皇陛下と民が心を一つにして暮らしてきた穏やかな民主主義精神に富んだ国家であったのです。」

そして締めには、

「私たちは日本や日本人のことを決して卑下する必要はありません。皆さんは、世界一長い歴史とすばらしい伝統を持つこの国に誇りを持ち、世界や世界の人々に貢献できるよう、一生懸命勉強に励んで欲しいと思います。」


世界を見渡せば、殆どの国々が王朝を次々と交代させたり断絶させたりした中にあって、日本が奇跡の継承を護り通すことが出来たのは、私たちの祖先が建国の物語と万世一系の天皇陛下を戴くことに畏敬の念と誇りを持ち続けたからに他なりません。

そしてそれだけの存在であったのが皇室であったのです。

この校長先生は、そう言った事実を伝えただけです。

そしてそれを私たちがしっかりと教えられないだけでなく、捏造歴史を教え込み、皇室を断絶させようとしているのが日本の教育界なのです。

その先には、中国共産党のような一党独裁の共産国家を樹立目的なのです。

あの国を見て、だれが一体それを良しとするのでしょうか?





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