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2016年06月18日07:03

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6月18日の誕生花・立葵(タチアオイ)

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6月18日の誕生花と花言葉は、木立麝香草[きだちじゃこうそう]タイム(行動力・勇気)、柳[ヤナギ](憂い)、アリウム(花葱[はなねぎ])(深い悲しみ)、オモダカ(高潔・信頼)等々があります。今回は、立葵[タチアオイ]を取り上げます。花言葉は、「熱烈な恋・平安・威厳・高貴」です。


アオイ科タチアオイ属の植物です。以前は、中国原産といわれてましたが、現在はビロードアオイ属のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種とする説が主流になっています。中国からシリア等、西アジアにかけて自生し、16世紀中頃、十字軍によってヨーロッパに伝わったようです。英名の「ホリホック」はホーリーホック聖地に由来しているようです。また、葉の形がヒイラギ(ホーリー)に似ており、茎の節がくるぶしのように節くれ立つ(ホック)様子に由来しているともいわれています。これは、必ずしも本種のこととは限らず旧属名のタチアオイ属(Alcea)の植物の総称を言う言葉です。 因みに、Jリーグに所属する水戸ホーリーホックのクラブ名は、これに由来しています。
日本への渡来は古く、シルクロード・中国経由で入ったようで、中国では、蜀葵(しゅーこい)とよばれ、アオイのなかでも最も美しい花とされ「美女の立ち姿に似る」といわれています。
日本では、「万葉集」にも記載があり、平安時代は「唐葵」と呼ばれ、江戸時代に今の「立葵」と呼ぶ様になりました。
5万年前のネアンデルタール人の墓で発見された野草の中にもタチアオイの花があったとされ、薬用として人類が用いた最古の花と言われています。解熱・利尿・下痢に効果があり煎じて服用されていたようです。花は乾燥させてハーブ ティーにしたり、着色料としても利用され、根は、肌ストレスを抑なめらかにする効果もあといわれています。
学名の「(Althaea)アルケア」は、病気を治すという意味で、タチアオイ属の中には薬用になるものが多いところに由来します。
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