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2016年06月14日20:15

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小説「また次の春へ」重松清

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あらすじ
「俺、高校に受かったら、本とか読もうっと」。
幼馴染の慎也は無事合格したのに、卒業式の午後、浜で行方不明になった。分厚い小説を貸してあげていたのに、読めないままだだったかな。彼のお母さんは、まだ息子の部屋を片付けられずにいる(「しおり」)

3.11の東日本大震災についての短編集。
ずっと日常が続くかと思っていた。
ところが、大震災が起こったことで、もろくも崩れ去ると言う現実。
その現実に自分の無力さを痛感したのだろう。
絶望の淵から、ゆっくり時間をかけて立ち直るしかなかった。
その一歩がどれだけ勇気のいったことだろうか。
そのことをふと考えました。
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