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2016年06月13日23:57

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久しぶりに洋画鑑賞

ここしばらく、劇場で洋画を鑑賞することがなかった。
邦画は先日、64の後編を観たばかり。

今日は渋谷の映画館で、(復活RISEN)
を鑑賞。
久しぶりの史劇映画だ。

私は日本の時代劇も好きだが、世界史、特に古代ローマ時代を扱った映画も好きだ。
中でもキリスト教絡みの映画はよく観る。
ただし、私はクリスチャンではない。
今回の作品は、イエスキリストが処刑され、その復活の真相を追うローマ軍人が主人公の話。

紀元33年 、ローマ帝国支配下にあるユダヤのエルサレムで、ひょんな事からイエスの処刑に立ち会う。
その後、埋葬されたはずの墓地からイエスの遺体が消え、イエスを裁いた総督ピラトの命により、主人公はイエスの遺体を探す。
ローマ当局はイエスの死後の影響力を怖れたのだ。
主人公はイエスの弟子たちをひたすら追う。
その結果、主人公はとんでもない場面に遭遇する。
そう、イエスは本当に復活したのだ。

これ以上、書くとネタバレになるので詳細は避けますが、個人的には面白かった。

イエスの生涯に関わる作品になるわけだから、当然、十字架のシーンは欠かせないのだが、ホラー映画に抵抗ない私も、あの処刑シーンだけはどうも苦手!
12年前に公開されたメル・ギブソン監督のパッションも凄まじかったが、あそこまで徹底すると意外に観れる。
それ意外のキリスト映画に出てくる十字架のシーン。
手足に釘を打ち込まれ、ギャー!
なんか胸くそ悪くなるね。
だんだん腹がたってきて、こちらがローマ兵の頭に釘を打ち込んでやりたくなる。
ああ、そんな発言は良くないですね。
イエスさんに怒られる。
赦しなさい、と。

幸い、主人公が処刑場(いわゆるゴルゴダの丘)に着くと、すでに処刑は終わっていたような場面だったので安心したが。

それはさておき、予告編を観ると、まるで歴史サスペンスのような印象を受けるが、やはりクリスチャン向きに作られた作品だった。
それなりに感動する場面もしばしば。
復活したイエスと弟子たちが僅かな時間を過ごすシーンは、結構ホロリとさせられた。
なんかほっとする場面。
また、迫害する側にいた主人公がやがて彼らと行動を共にするようになって心境が変化して
むしろ弟子たちを守るようになっていくところが胸を打たれる。
ハッピーエンドで終わったかどうかは分からないが、少なくとも希望が感じられる終わり方だった。
イエスさんもお弟子さんたちもいい人たちだったんだなあ、という感じ。

ところで、主人公を演じた俳優はジョセフファインズ。
何年か前に、恋におちたシェークスピアにも
出演して有名になった。
それから、名前を忘れたけれど、主人公の部下を演じた若手俳優がハリー・ポッターで悪役の少年を演じた人exclamation ×2
これには驚いた。
イエスを演じた俳優はマオリ族出身の俳優で
イメージが多少違うけれど、いい味出してました。
昨年、紀里谷監督作品のラストナイツにも出てたなあ。
この作品、もうすぐ終わりだし、公開する劇場も限られているので、興味がある方はDVDがレンタルされた時にでもご覧ください。



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