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2016年06月10日16:53

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テコンVも参戦させよう!

「宇宙戦艦ヤマト2199」も参戦! 「スパロボ」シリーズ25周年記念作品「スーパーロボット大戦V」が発表
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4035548


「V」なら、今年が40周年の記念の年にあたる
”海外初のスーパーロボット”こと、
「テコンV」にもゲスト出演してもらおうよ。

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実際の作品も見ないで、
「マジンガーZのパクリwww」と
笑韓ネタにするだけの論調は、もう飽きた。

そもそも、テコンVがマジンガーに似せられたのは
アニメ国産化の意義への理解が
皆無だった当時の韓国社会において、
金青基(キム・チョンギ)監督の
映画企画に出資してくれたのが
日本アニメの玩具を作ってた町工場だけで、

「マジンガーの玩具用の部品が余ってるから
その部品を流用できるアニメを作って欲しい」

というスポンサーの意向に押し切られたから
そうなったというだけの話だ。

同じ金青基監督の『スペースガンダムV』
(1983年作品)も、名前がガンダムで
姿はマクロスのバルキリーの劣化じゃねーかと
百万回笑われてきたけれど、事情は一緒。

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『スペースガンダムV』の数年後、
マクロスが北米で展開して再度当たり始めると
日本での玩具生産が間に合わなくなってしまい、
仕方なく、今度は韓国からスペースガンダムVの
玩具の在庫を買い上げてきて、これを流用して
北米輸出向けのマクロス玩具を仕立てていた、
という裏話もあるくらいだ。

『テコンV』も『スペースガンダムV』も、
もちろん、日本アニメのロボットデザインに
モロに影響を受けてるけど、中身をよく見れば
民族的個性に溢れた世界観とストーリーには
なかなか味があって、興味深い作品なんだよ。

『テコンV』は科学万能主義の限界を訴え、
これに対置して、「父と子の絆」とか
「テコンドー」のような土着の泥臭いものを
大事にしていこうという、軍事政権時代ならではの
アツ苦しい主義主張がある。
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また『スペースガンダムV』では、
聖書の説話や論語の「殺身成仁」の教えを下敷きに
「兄(オッパ)を慕う妹(ドンセン)」という、
韓国特有の物語構造が展開される。

だいたい、「パクリ」なんてことを言い出したら、
日本の『闘将ダイモス』には、テコンVの
設定逆パクリ疑惑が出てきちゃうしさw↓


『ロボット テコンV』(1976年)
・主人公がテコンドーの達人。
・父が遺したテコンVに乗り込む。
・テコンVは脳波で操縦できる。
・主人公のテコンドーの動きをテコンVがトレース。 

『闘将ダイモス』(1978年)
・主人公が空手の達人。
・父が遺したダイモスに乗り込む。
・ダイモスは脳波で操縦できる。
・主人公の空手の動きをダイモスがトレ−ス。

・・・パクリか、パクリでないか、
判断するのは貴方次第ではないだろうかウッシッシ 

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追記・・・「宇宙戦艦ヤマト」スパロボ参戦といえば、
『テコンV』でも「ヤマト」に遅れること5年、
シリーズ第5作で宇宙戦艦ものを作っている。

その名も、『進め!宇宙戦艦亀甲船』w

(날아라! 우주전함 거북선 ,1979年作品)

汚染された地球を救うため、
宇宙戦艦に乗って、宇宙の彼方の星まで
浄化装置を取りに行くという
オリジナリティに溢れた物語であるw

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・・・まあ、こちらはさすがの私にも、
ちょっと擁護不能だなwww

--- 「宇宙戦艦ヤマト2199」も参戦! 「スパロボ」シリーズ25周年記念作品「スーパーロボット大戦V」が発表 http://mixi.at/a9PJO4c

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