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2016年06月08日23:55

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止まらぬ政治の劣化、暴露される脆弱性

■答えぬ舛添氏、荒れる議場=「情けない」与党もあきれる―都議会
(時事通信社 - 06月08日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4033685

既に想定内だが、舛添氏には辞職しか残されてはいない。都議会ではサンドバッグ
状態に酷評されながらも真摯な対応はなく、言葉のみの謝罪、給与の減額程度で
逃げ切れると思っているのが笑止だ。大臣よりも強大な都知事の権力の魔性に
屈した秀才エリートの転落の様が見苦しく、切ない。

安倍総理もアベノミクスの少ない成果ばかりを強調し、3年半の多数派政治の
経済テーマでは格差拡大が進み、大半の国民には何ら果実はもたらされては
いない。更なる消費税増税の延長は選挙目当ての打算が見え見えで、憲法問題
やTPP、争点を隠して選挙に臨む姑息なやり方には閉口だ。信を問うとは何に
信を問うのだろうか?アベノミクスは十分な成果をあげてはいないが、将来の
為に消費税は予定通り10%に上げる事の信を問うのではないのか?争点を
明らかにせずに、選挙後の独裁政治は安倍氏の18番だ。

政治を志した人達は何故にこうも堕落していくのだろうか?政治家は一般社会人
と同様に、世間の荒波に塗れて劣化していく事になってはならない使命を持つ
仕事ではないのか?5年前の福島第一原発事故の汚染水問題や、メルトダウン
した核燃料の処理等、人智を尽くしても尚、試行錯誤の事実をアンダーコントロール
と東京オリンピック誘致の演説では語った安倍総理。失言のデパートだった森元総理
のみが舛添氏を評価している様は悍ましい限りだ。

経済成長を成し遂げたインフラの劣化はあらゆる分野で露呈している。我が国には
構造的な革新が迫られている。残念ながら政治も劣化し、脆弱性が明らかになって
いる。明治維新を成し遂げた先人達は【痛ましい程に清廉だった】と作家司馬遼太郎
は書き残している。それ故に廃藩置県に始まる既得権益を崩し、時代が開けた事を
忘れてはならない。

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