意識回復を喜びたい

■重体の女性、意識回復＝アイドル刺傷事件―警視庁
(時事通信社 - 06月08日 00:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4032072

不合理な殺人未遂からの心肺停止での急患搬送
そこから意識回復まで闘ってこられたことを、まずは喜びたい
また、多難な状況からここまで患者を回復させた
救急救命チームも素晴らしい仕事をした。

恐らく、酸素不足からの脳症や脳挫滅の可能性を少しでも下げるため
低体温両方が選択され、大量の輸血と心臓マッサージから人工心肺
また、大量輸血にありがちなショック症状や敗血症多臓器不全の脅威とも
彼女も医療チームも戦い続けたはずだ。
脳への深刻な脅威がさった後は、今度は刺傷で傷ついた血管や臓器の
修復と機能回復にフェーズが移る。
出血量や造血機能の回復具合を慎重にモニターしながら、
腎機能と肝機能の回復を促す必要がある。
胸も刺されてるから、肺の機能回復も必要だ。
いずれも体の修復機能をベースに医療はそれを支援することになるので
傷ついた場所が多いと、時間もかかる。

意識と取り戻し活動的になった脳は大量の酸素と栄養分を必要とする。
他の器官がある程度修復が進まないと、脳の意識レベルを上げることは危険だろう。
恐らく意識レベルはある程度制御しながら医療チームは意識を回復させる
タイミングを計ったはずだ。
そして、ようやくそこまで回復できたと言うことだ。

彼女の早期の快癒を祈りたい。