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2016年06月06日12:57

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全く事実に反するとんでもない発言

■合区解消へ改憲を=麻生副総理兼財務相【16参院選】
(時事通信社 - 06月05日 15:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4027997

「地域の代表がいなくなるのはおかしい」
と発言したとのことですが、

そうですか。次の選挙から、高知県在住の国民は投票権が無くなるのですね。それは大きな問題です。

…、と、そうではないですよね。
次の選挙でも、高知県の国民も、東京都の国民も、各々一票を投じることができ、その結果によって選挙区から 議員が選出されます。
「地域の代表」は居なくなりません。

だから、この麻生氏の発言は、全く事実に反する、とんでもない発言だと考えます。

この発言を認めてしまったら、例えば人口100万人の東京都世田谷区は、なぜ「地域の代表」を選出できないのか。都道府県の単位でないのがいけないというのなら、いっそ「東京都」を離れ「世田谷県」として分離独立した方がいいのでは、とか、現在の47都道府県の割り方自体の議論にもなるでしょう。

「議員定数削減」と各々の考える「地域」の代表の確保は、相反するものです。
(本当は有権者数なのでしょうが)例えば、全国の人口が約1億2千万で、選挙区選出議員定数を80とする場合、当たり前ですが議員1人は平均250万人の国民を代表することになります。
逆に、人口60万の県からでも1人の代表を選出したいなら、選挙区選出議員定数は200にすべきです。
それを議員定数は現状維持又は削減するが、人口の少ない県からも県単位で代表を送り込むのだ、というのは「虫が良すぎる」というものでしょう。

まあ、「地方の声も平等に伝える」という観点からは、人口とは別の基準での「平等」も考えられないわけではないのかもしれません。
例えば、衆議院は完全な人口比例で、参議院は各都道府県の面積に比例して議員定数を割り振るとかです。
但しその場合、参議院の議席の1割超が北海道選出となりますけど。
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