【社会】暴力に対しては嫌悪感しか湧かないです

　確かに出自をあげつらう、「帰れ」だの「死ね」だと言うことは私もやめるべきことだと思います。そんなもんは言論ではありません、あくまでも不当な言動に対して批判をすべきなのです。まあ言動を批判しているつもりで人格否定していたりそのようにでっち上げられたりすることもあるからやりにくいかもしれませんけどね。


　ただ本件で許せない連中は警察の許可を得たデモを暴力で止めたしばき屋集団こそ民主主義と日本国憲法２１条を汚す差別主義者だと思います。在特会らの差別的な言動は言論の域を越えていることも否定はしませんが言葉を暴力で止める人間たちこそ己の赤軍派的な体質を猛省すべきですよ。どんな大義名分持ち出されても暴力に対しては嫌悪感しか出てきませんね。


　しかしこのように特定の人たちを批判することに対して一度出された許可を取り下げられてしまうような事態が現実になるということは、国会で成立した「ヘイトスピーチ対策法」が悪い形で出てしまったかなあと思いますね。


　法律上罰則はないですけど禁止していることに変わりはないので罰則がないなら自警団作って取締るしかないという発想をするヤツらが出てもおかしくないと思いました。いくら罰則がなくても正義の味方気取りの暴力団が悪用したり、厳しい自主規制を強いられるわけですから安倍自民党が通そうとした時点で反対し、批判を加えなければならなかったですね。


　それを「安倍総理がなさることだから賛成しないといけない」という信者思考が働いて批判ができなかったのは大いに反省しないといけませんね。


■川崎のヘイトデモ、出発直後に中止　反対の数百人が囲む
(朝日新聞デジタル - 06月05日 12:54)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4027910