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2016年06月05日11:29

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1000タイトル突破! 最後のDVD収集日記…湖中の女


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探偵稼業に飽きた私は、以前の事件をネタに小説を書き上げてキングズビー出版に送ってみた。すると、キングズビー社長の第1秘書エイドリアン・フロムセットから会いたいと連絡が入った。小説の主人公みたいな真面目な私立探偵に仕事を依頼したいというのだ…

キングズビー出版の社長デレス・キングズビーには奔放な妻クリスタルがいた。二ヶ月前、クリスタルは1人でリトルフォーン湖の別荘に行ったきり連絡を絶った。その後、エルパソから「クリス・レイバリーと再婚したいから別れて」という電報がデレスに届いたが、デレスはいつもの火遊びだろうと静観するつもりだった。しかしエイドリアンは、クリスタルを連れ戻して、しっかりデレスと離婚させたいと願っていた。秘書から社長夫人への出世を狙ってのことだ。私はエイドリアンの依頼を受け、クリスタル捜索を開始する。まずは、ベイ・シティに住むクリス・レイバリーの元を訪ねてみる。するとレイバリーは、クリスタルとは二ヶ月会っていないと話し、いきなり私に殴りかかってきた。危うく殺されかった私は、次にリトルフォーン湖に行ってみる。湖の別荘地では、いま管理人の妻ミュリエルが溺死体で発見され騒ぎになっていた。ミュリエルのことをちょっと調べてみると、本名はミルドレッド。所持品のアンクレットには「クリスからミルドレッドへ」と彫られていた。クリスとは、レイバリーのことだろうか?湖から戻った私は、詰問するためもう一度レイバリーの家に向かう。しかしそこに待ち構えていたのは、レイバリーの射殺死体だった…

引き算引き算引き算

チャンドラーのマーロウものを映画化した「湖中の女」。しかしハードボイルド好きとして購入したわけではありません。映画好きな方はご存知でしょう、この作品はある技法の元祖として有名なんですね。それだけで映画史に名を残す一本で買う価値ありと言えるでしょうね。

この映画、全編一人称カメラで描かれているんです。POVのハシリですね。ゆえに物凄く疲れるんですよ。中だるみもあるし、ハードボイルドの雰囲気が全く無いしで、出来はダメダメなんです。しかし、70年前にこんな実験映画を作ったという心意気は評価に値すると思います。全編一人称映画というのは、これ以降作られることは無くなりましたが、今年アメリカで公開された「ハードコア・ヘンリー」は、FPSゲームばりに全編一人称カメラなんだそうです。シューティングなら飽きは来ないでしょうし迫力もあるでしょうね。これが日本公開されるなら、まずは「湖中の女」で予習ですね。

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