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2016年06月03日01:24

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ブータン展@上野の森美術館

上野の森美術館で開催中のブータン展に行ってきました。

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入館前にアメ横を散策し昼食時間帯だったので、海鮮丼のみなとやで小柱サーモン丼を食べました。安さで知られる店ですが、これも550円でした。
食後に入口でチケットを買って入館。チケット売り場のデザインもなかなか凝ったデザインで面白いです。

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入口で音声ガイダンス機を借りて、まず最初は祭礼用の神や動物などを象ったお面の展示を見ました。ここは1階に限り撮影可能です。
次いで、刀剣や装飾品を見ました。ここには、漢字の「寿」の字を象ったデザインの木と銅を合わせた惣菜器がありましたが、なかなか見事なデザインでした。

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次いで、「ブータンの織物地図」を見てから、女性用衣装「キラ」を見ました。小さな国ですが、地域によってデザインが色々異なるようで興味深いです。布の柄も様々で美しいものばかりでした。
女性用衣装を見終えた後は、クジャクなどがデザインされた肩掛けや男性用衣装「ゴ」を見ました。これら民族衣装は、2011年に国王夫妻が来日された際に着ていたのも記憶に新しいですね。ちなみにブータンでは、伝統文化保持を目的に公的な場での民族衣装着用を義務付けているそうです。
ここの最後では民族衣装の材料の解説があり、蚕、ヤクの毛、イラクサなどが用いられているそうです。蚕の繭は日本だと中の蛹ごと煮てしまいますが、ブータンでは仏教で殺生を禁じているという理由から、虫がいなくなった後の抜け殻を使うそうです。イラクサは日本だと類似のカラムシがあり、福島県会津地方の特産品として知られています。
1階の展示を見終えた後は2階の展示を見ましたが、2階は古くは7世紀のものもある仏像や仏具や王室ゆかりの品といった重要なものばかりのせいか撮影は禁止となっていましたが、見事な品ばかりでした。ブータンは世界で唯一チベット仏教が国教とされている国です。
展示の最後は、VTRコーナーの入口にあった2011年に日本とブータンの合同調査隊によって採取されたブータンの国蝶「ブータンシボリアゲハ」の標本を見ました。1933年にイギリス人によって発見されるも、その後は2011年まで姿が確認されなかったことから幻の蝶とも言われています。
最後は出口のところで、前国王が提唱した「国民総幸福量」をテーマにしたVTRを見ました。ブータンは自然や文化の保護を理由に敢えてむやみな近代化を避けている国で、決して裕福な国ではありませんが、経済的な豊かさよりも精神面での豊かさを充実させようという考え方です。日々ストレスを抱えている人が多く、自殺も相変わらず多いなど、経済的には豊かかもしれないけど心が荒んでいる今の日本なども、その考え方は見習わなくてはと感じさせられます。
ただしウィキペディアによると、「優れたマーケティング手法であり、無いも同然の国民総生産の数値を国民総幸福量で覆い隠し、ブータンを理想郷と信じる世界の富裕層の観光客を呼びこむためのもの」と言われているという悪口が書かれていました。
確かにブータンは、最近まで鎖国状態だったし、TVやインターネットがなかったり、自然保護が理由とはいえ外国人の入国にも制約が多かったり(バックパッカーの入国はできないらしい)、ガイド付きのツアーでしか観光できないなど、「地上の楽園」を自称した某独裁国家に似ている面もあることは否定できませんが、別に「我が国の国民総幸福量は世界一!」とブータン人は誰も宣伝していないので(世界一を「目指す」とだけ言っています)、これは誤りではないでしょうか。あと、確かにGDP数値では後発開発途上国ですが、「無いも同然の国民総生産」という侮辱的な書き方は非常に失礼ではないかと思います。

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全ての展示を見終えた後は1階に降りましたが、ここにはチベット仏教のマニ車(転経器)が展示してあり、民族衣装を着て記念撮影できるコーナーとなっていました。ちょうどお一人様の新垣結衣系な人が、民族衣装を着てここで記念撮影をしていました。
また、ここでは2011年にジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王が来日した際に国会で行なった演説のVTRが流されていました。国王は東日本大震災の追悼の祈りと激励、日本との友好を宣言するなどし、実際に被災地を訪問したりもしていました。ちなみに前国王は、昭和天皇の大喪の礼に出席した際に「弔意を示しに来たのであって、日本に金を無心しに来たのではない。」と話し、弔問外交は一切せずに帰国し、自国でも1ヶ月間の喪に服していたそうです。ブータンを小馬鹿にしてふざけたことを書いている人は、一度このVTRを見た方がいいと思います。
その隣にはカフェがあり、ブータンのお面を象った瓦煎餅や寺院のイラストが描かれたカステラがありましたが、コーヒーとのセットで小さい瓦煎餅は650円、カステラは1500円と高かったので断念。新垣結衣系な人も覗いていましたが、値段を見て買う気が失せたのか、すぐに出てきていました。こういうときは私と一緒に折半して半額づつ(以下略)。
最後は出口にある売店を見ました。気になる商品は色々ありましたが、いずれも値段が高めで、絵画なんかは4万円もしました。ガラス瓶に入ったブータンの龍の国旗をイメージしたキャンディーは気になりましたが、量の割に800円したのでこれも断念。結局、レモングラスのアロマスプレー(650円)のみを買いました。先程の新垣結衣系な人は、ブレスレットを何種類も買ったりと沢山買っていました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40063246.html
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