mixiユーザー(id:24107606)

2016年06月01日22:56

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取りあえず良かった。争点にはならないだろうな。

消費増税の再延期 正式に表明
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4021902

8%→10%への消費増税に否定的だった私です。取りあえず、良かったと思います。
野党にも、消費増税を延期するように求める指摘がありました。
参議院選挙の結果がどうなろうと、選挙後に臨時国会が開かれて、延期法案が通過するものと見込まれるでしょう。

消費増税に反対なのは、大方一致している政策なので、そのことを基にアベノミクスの失敗云々を喧伝しても、盛り上がりは見込めないでしょう。
アベノミクスなる政策パッケージは多岐に及ぶので、功罪・可否を論じても争点が不明瞭になるだけです。
明らかな好況ではなくとも、明らか不況でもありません。
大企業が中心とはいえ、過去数年ベアアップがあり、実質賃金云々はかなり回りくどい説明が必要です。失業率は下がりましたし、株価は安倍政権発足時に比べれば大幅高です。税収は伸び、国債発行額は減りました。

アベノミクスが大成功とは言いませんが、失敗だと断定するのにも説得力はありません。
争点としては弱いと思います。


率直に言って、民進党をはじめとする野党は、立ち回りが下手だなーと感じます。
即座に内閣不信任決議を求めても、意味は無かったでしょう。


もし、私が野党だったら、与党の姿勢を取りあえず評価して、
「よくぞ我が党の主張を取り入れた。」と、消費増税回避を、自己の功績として振る舞います。
参議院選挙では自己アピールできるポイントですよ。他者を貶めても、自己の評価には繋がりません。
そして、選挙の出発点である改選議席数は、与党側がかなり伸びきった状態なのです。
与党は議席を減らすのは簡単ですが、伸ばすのは難しいのです。野党は逆。
野党は善戦するだけで、民意が野党側に傾いたと喧伝し易い状態です。
上手く立ち回れば、多少以上の議席の伸びが期待できたのです。
私だったら、参議院選挙を好成績で終えた後、与党より先に、消費増税延期法案を提出します。
延期期間を与党案より少し伸ばすのがミソです。


で、その法案が成立した後に内閣不信任決議を求めます。
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