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2016年06月01日05:57

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自分のことを思い出した

この少年と同じ小学校二年生頃だった
放課後、友達の家で遊んでたらついつい遅くなり
門限の6時を回ってしまった
当時ワシはおばあさんらと暮らしてたけど
このおばあさんがとんでもなく厳しい人で
「なんべん言うたらわかるんや!
もう家に入らんでええ」言うて追い出された

友達の家ではまだ他の友達も遊んでたと言うのに
なんでうちだけ、こんなんやねん
不公平やんけ
と、思いながらさまよってると
近所の空き地に重機が停まってたので
その座席に座って時間を過ごした…

蚊に刺されまくって痒いのなんの…

やがておじいさん、おばあさん、ひいおばあさん、叔父さん、叔母さんなどが「しんや〜」「しんや〜」
と探し回りだしたけどもうすっかり日は落ちてるし
まさか重機の座席とは想像もつかないのか
誰もワシを見つけられない
「へへへ、ざまぁみろ、いい気味だ、もっと探せもっと探せ」などと
しばらく様子見してたけど
こっちはこっちで蚊との闘いに疲れてるし腹もへっくるし
30分ほど粘ったけどとうとう白旗をあげた
おばあさんに、ビンタされるやろなと肚くくったけど
意外にも「この魚美味しいで」言うて
鯖の塩焼きを出してくれた


泣けた

坊やも早く白旗上げてでておいで…



不明男児、雨で捜索打ち切り
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4020222
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