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2016年05月29日09:05

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怒れ!日本人。怒れ!御魂たちよ。 そして世界中の、一切の戦争被害者たちよ、怒れ!!


 怒れ!日本人。怒れ!御魂たちよ。

そして世界中の、一切の戦争被害者たちよ、怒れ!!



 今夜は悔しくて眠れそうにない。なんという茶番劇が「広島ー平和公園」で行われた事か。



 大東亜戦争、太平洋戦争に私たちは何を学んだのか。「不戦の誓い・一億総懺悔・神々、負けたまう」とは何だったのか。敗戦とは何だったのか。「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」 その意味は何なのか。

 安倍総理の憲法「改憲解釈」は日本の平和主義を踏みにじるだけでなく、日本の軍国主義化を推し進め、新たに世界に「災厄の種」を蒔く行いであるだろう。

「核廃絶」その言葉の裏に有るのは「核よりスマートな兵器開発への自信の現れ」と見るべきなのだ。彼に有るのは「強者の手を借りての戦前回帰ー敗者復活戦」に参加することでしかない。

 昨日の彼の役回りー畏まった態度ーは、御魂を前にしての傲慢さの裏返しでしかない。彼の言葉と行動とは完全に乖離している。



 一概に広島20万人、長崎14万人とは言われはするが推定数値であり実数など判らない。一瞬の閃光と、長い経過時間の中で人々を焦がしつづけている。

 そこに東京大空襲や名古屋や大阪の空襲、また戦地での死者数などを合わせれば日本人だけでも300万人前後となる。

 アジアで、中国大陸で戦禍に倒れた者たちの御霊を合わせれば何百万の柱が立つことになるのか。その数は、その意味は何なのだ。私たちは何を想うべきなのか。

 これにヨーロッパの闘い、また後の戦争を足していけば、また今の中東での戦争やウクライナでの戦闘、尚ゲリラ達のテロで倒れた人々の数、尚も避難民たちを襲う不幸の数々……。



 もう想像を絶する不幸と、もう膨大な数値となるだろう。私たちは何を学べばよいのだろうか。


 峠三吉はこう詩った。(冒頭)

 ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ

 わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ

 にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ



 と。その意味を私たちは考えたはずだった。



 栗原貞子はこう詩った。(冒頭)
 
 日の丸の赤は じんみんの血

 白地の白は じんみんの骨

 いくさのたびに 骨と血の旗を押し立てて

 他国のこどもまで 血を流させ 骨にした



 と。この度の戦争の反省をこのように詩にしたためた。



 日中戦争から太平洋戦争で亡くなった軍人・軍属の数について、日本政府は230万人(1937〜45年)という数字を公式に採用している。しかし死者数のそれだけでないのは先の通りだ。
 
 その内、約六割の軍人・軍属が「餓死・病死」と云われる。「兵站・補給」が前線の拡大に追いついていなかったのだ。参謀将校も優秀ではあっただろうが「現実は想像を上回る」ことでしかなかったのだろう。またこの悲惨な戦争に、勝利も和議も終結も無かったのだ。

 あったのは「進め一億、火の玉だ・一億玉砕!」の亡国の論理とスローガンであった。

 この論理的転倒に気付くのに「沖縄戦・大空襲・二発の原爆」も在ったということでしかない。そこに「博士の異常な愛情」を招き寄せ、今もそれは隠され進化し拡大再生産されていることは誰もが知る筈だ。



 私自身の歴史の見方と反省を述べれば、次のようになる。

 18世紀ー産業革命の成功により、19世紀、大航海時代以降の帝国主義の勃興。欧米列強ー白人は世界各地に植民地を求めた。アジア・アラブ・アフリカ・中南米などは「近代兵器」戦法の前に為す術が無かった。それ以前にも「奴隷狩りー制度・人身売買」そしてこの頃には「帝国主義ー植民地争奪戦・支配」となる。

 西洋列強が中国・清に目の向く間、日本は「脱亜入欧」を目指し、明治維新・大日本帝国の成立の形を成した。そして「日清戦・日露戦・日韓併合・満州事変(大東亜共栄圏ー満州国)・連盟脱退・2.26・日中戦争・ノモンハン(対ソ戦)・太平洋戦争」へと国民総動員しながら、「沖縄地上戦・大空襲・二発の原爆(人体実験)→敗戦」米国下GHQ占領統治を受けるに至った。

「神国日本・八紘一宇・大東亜共栄圏・満蒙開拓」の発想にあるのは「帝国主義の理念」であり、戦時スローガンとしては「ABCD包囲網 → 狭い日本にゃ住み飽きた・王道楽土 → 進め一億火の玉だ」そして 「万歳突撃 → 一億玉砕」へと向かっていった。

 これが亡国の論理でなくて何だろうか。「ナチスやファシストと手を組んだ」「アメリカ・ソビエトを敵にした」のが悪い・間違いとかじゃない。「徹底抗戦ー滅ぶまで戦う」およそ「国体論及び純正社会主義」・「日本改造法案大綱」・「国体の本義」などなどと、さも「日本人至上主義」ともいうべき思想・論理・思考方法が「傲慢さ・思い上がり」を生み、それにこそ問題があったことに気づくべきではないだろうか。




 このことの「亡国の論理」であることに気づくのに、どれだけ多大の犠牲があったか。そしてそれは「日本人」に限った事ではない。「中国・朝鮮・アジア・オーストラリア」の人々を、どれだけ殺戮しただろうか。この中で「試し切り・百人切り・悪魔の飽食」ー虐殺なども有ったのだ。そこにふれると老人たちの口も重くなる。

「日清・日露戦ーかろうじての勝利、に「海外権益」を守るためとして「異国の丘・海」に骨を埋められた・沈められた方たちは、皆が「尽忠報国」として「大東亜戦争・太平洋戦争」を、果たしてそれを望んでいただろうか。
  
 凡そ今ある「平和国家・日本」は、戦後「約70年間」何処とも戦争せずに「富の蓄積」を計ったからだ。そこにあるのは「不戦の誓い・平和憲法」であった事を忘れてはならない。

「総理と同じ」ー否!違う! 私は 「アメリカ<白色>富裕国先進連合vsロシア・中国<赤色>興(後)進資本主義国連合」の対立・冷戦構図の中に「アメリカと共にある」ことを拒否する! 世界の「正義の保安官=独善的無法者」と「副保安官ー日本」として組むのは「再びの亡国の道」へと邁進することに他ならないと観る。  




「朝日新聞の従軍慰安婦・誤報」とされるが「敗戦直後」に都合の悪い事・文書は「焚書する・焼却する」のは常識だ。それが証拠に「白馬事件・スマラン事件」などが東京裁判で裁かれた。

 当時「日本軍・人」は、傲慢に堕ちてはいなかっただろうか。それが「女衒・業者が勝手にしたこと」で済ませられるか。

「伊藤博文暗殺」というなら「3.1独立運動への弾圧」は問題ではないのか。「他人の家に土足で上がりこむ」そのことの意味は考えなくて良いのか。翻って「日韓併合」の意味は考えなくて良いのか。

「東京大空襲・二発の原爆」を謂うなら「重慶・南京爆撃・パールハーバー爆撃・オーストラリア爆撃」したのも「日本軍」が先だろう。そのことの反省が「不戦の誓い・平和憲法」にあるのだ。




 凡そ「何が原因か」と元を辿ること無しに、現象面のみ「あげつらう」事をしていても意味が無い。「愛国心」は、何処の国の誰にだってある、そのことに気づくべきだろう。

 大東亜戦争が「アジアの白人よりの解放」であったとして、その後「アジアの盟主」たらんと戦線拡大・政治策動していったのは軍部の「独断専行!」の賜物だ。

「日本の敗戦」は、それ以前の「帝国主義思想・論理」の破産である事に気づくべきだ。 戦時スローガンの「進め一億火の玉だ・一億玉砕!」などは、まさに「亡国の論理スローガン」そのままではないか。




「日本の一番長い日」ラジオより天皇陛下の玉音放送が無ければ、日本本土でも白兵戦が在ったかもしれない。「一死大罪を謝す」と阿南中将が切腹しなければ陸軍の兵隊たちは武器を捨てなかったかもしれない。

 また、この間「共産党員・無政府主義者・在日朝鮮人」たちへの逮捕・拷問・迫害・リンチ・惨殺が白昼堂々と行われ「言論統制」も徹底されていた。

 およそこのような「民主主義」の弾圧、封殺こそが軍部の「独断専行」を許し、日本滅亡の危機を迎えてしまったと言えるだろう。

 そして今「日米地位協定ー米軍基地」が問題であり、それは日米安保の継続進化であり、とりもなおさず安保法制「特定秘密保護法ー緊急事態基本法」ーマイナンバーへと国民管理の発想へと貫徹されてある。



 もう日本は何処ぞの独裁国の様相だ。そこでの自由はファシストたちの自由であり大きな勘違いでしかない。彼らは踊らされて後に後ろより撃たれる存在でしかないのに。

 日米安保体制による「軍ー産、複合体制」は日本の「いつか来た道」であり「繰り返してはならない」道だ。

 日本に足りないのは軍事力では無く「政治力・対話力」だ。これを先の大戦には「石橋湛山」が算盤を弾いて強調したことだ。

 この国を沖縄を、再びの地球規模の派兵などと「軍産複合体」を志向する政治家・官僚・財閥・軍人・親分・親方・教師など・地域ボス・提灯持ち達の「オモチャと遊び場」にさせてはならない。



 安倍総理を始めとする「パワーエリートたち」に国民目線など無い。コネと世襲と婚姻で一閥一統を守ることだけだ。国民を「○と×」とに選別し「生かさず・殺さず・貢ぎするー期待される人間像」とするだけだ。

「アメリカの核の傘」−「他力本願」の勇猛果敢な軍事崇拝・評論家の「科学万能ー安全神話」は「54基の原発」を持つ。しかし国民シェルターの一つさえ「アイアンドームーニュークリア・シェアリング」などのシステムは持たない。PAC−3のみに縋っている。

「日本の防衛は日本人の仕事」とせずに、それで「世界の副保安官」だと言うのか?! 「戦争の起きるー全ての者が巻き込まれるー少年少女も動員されるー徴兵制(皆兵制ではない)」ー「平和憲法の護持と世界への普及」このことこそが「鉄壁のシールド」と知る・気づくべきなのに。



 私には、『日本は唯一の被爆国ー我々日本人こそ、世界平和を築く中心勢力となるべきではなかろうか』というのがある。凡そ「武力に頼らず、相手と話し合い、問題を解決する」 それが本来「政治家・政治巧者」というものだ。

「殴り合って、殺し合って話を着ける」のはチンピラ次元の政治家というものだ。ところが「今回、総理大臣」殿は平気で「日本国憲法」を足蹴になさる困り者……。およそアメリカマンのようである。「日本はアメリカの属国たるが良い」などと云うみたいだ。

 近年起きつつある、起きるであろうモラルハザードは、この総理大臣殿が引き金だ。何故なら「憲法理解が初めから間違っている」そしてそれは良く彼の発言にも現れている。

 日米安保ー「平和安全法制」ー「集団的自衛権(先進国同盟的)」−「抑止力」の強化、ではあるが「世界の保安官をやめたいー戦争から遠ざかりたいー予算軍人4万人削減ーアメリカ政府」を見かねて「副保安官に立候補」したみたいな姿と形ち。



 どうなる?! このまま進めば、いずれ人柱が立つー自衛隊員ー若者たちの。

 また「核兵器の行使・核ミサイルで攻撃する」ことは、「核兵器で攻撃されても文句が言えない」ことになる。それは「決闘者の暗黙の了解事項」ともでもいうべきもの。

 

 将来、安倍総理はファシズムをも、招来するであろう。後藤健二氏の死を忘れてはならない。安田順平氏を「新たな生贄」にしてはならない。彼は「敵を作り上げー国民を巻き込む」つもりだ。

 そして日本の国民に向けては、日々「貧困テロの引き金」を引きつづけていることも注視すべき。(当方プロフィール「哀しい・阿呆な・嫌な・酷い事件」一覧」参照)

 また「経済的志願兵ー徴兵システム」を敷衍していることも見逃すな。


  
 みんな! 「積極的平和主義」の、旗をオバマ大統領ー安倍総理大臣より、取り戻そう! そして昨日の舞台劇を見る眼を改めよう。




オバマ米大統領、所感の全文
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4014653
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