麻雀　トイトイは本当に優秀な役

　以前の日記にも書いた通り、トイトイは２翻役の中でもかなり作りやすく、優秀な役であることを書きました。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952338785&owner_id=7995374

　ＢＵＣＫＳで行われる勉強会『ゴロゼミ』でもトイトイは積極的に狙うよう推奨しています。
　しかし他人の打ち筋を見たり、話を聞いたりすると、意外とトイトイを狙う人が少ないことに驚きます。鳴いてＯＫで２翻あり、役牌との複合も見込めるこの役を嫌う理由って何なんでしょう？

　面前派の方の中には、鳴いて手牌を短くするのを極端に嫌う人がいます。トイトイを狙ってポンすればするだけ当然守備力が落ちます。ゆえに４対子からトイトイではなく、チートイツを見る人が多いのかもしれません。
　
　しかしながらチートイツは面前限定。テンパイすれば強い浮き牌でリーチを打つことができますが、シャンテン数が落ちるにしたがってテンパイが困難になる難しい役でもあります。
　
　その点トイトイはポンして手を進めることができるので、スピードの面で圧倒的に優秀です。また最終形がシャンポン待ちか単騎待ちですが、待ちを絞り込むことが難しく、トイトイとわかっていても放銃を避けることが難しいところも利点です。

　　二七七七八八九3359中中　　ドラ西

　こんな手なら中はもちろん、八・3もポンしてトイトイを狙います。七・4は鳴くと手は進みますが、中のみの手になってしまうのでスルーした方がいいですね。
　
　トイトイを狙うときは重なったらポンできそうな字牌や端牌を残して手を進めるとよいです。もし他家に先行を許した場合でも、安全にオリることができるので、守備の面からもその方がいいのではないでしょうか。
　
　麻雀の花形役は三色、一気通貫なんて言われている（？)けど、トイトイも決まればカッコいい素敵な役だと思うけどなぁ。ポポポポーン