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聖書は、「天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」(イザヤ55:9)と語ります。
2000年前のクリスマスに、神が人間の赤子の姿でこの地上(ユダヤのベツレヘム)に来られました。
ユダヤ人たちは、長いこと救い主(キリスト)を待ち望んでいましたが、実際にキリストが来られると、受け入れ、信じたのではなく、拒否しました。
ユダヤ人たちは、自分たちは聖書を知り、聖書を守っていると自負していましたが、聖書が指し示す救い主が来られたのに、「悪霊につかれている」と語り、迫害し、殺意を抱き、最後は十字架で処刑しました。
なぜこんなことが起こってしまったのでしょう。
冒頭で引用した聖句にあるように、神の思いと私たちの思いが、天と地ほどにかけはなれていたからです。
かつての私は、神の思いがあまりに高いので、それを理解することさえできませんでした。
しかしある日、もし私のちっぽけな頭脳で理解出来るほどの神であるとしたら、頼りにならないと思いました。
聖書が語る神は、創造者であり、全知全能であり、完全な正義と愛の方であり、遍在され、永遠の存在です。
「私と同じレベルで考え、行動されるはずがない!?」と気づきました。
人生を振り返ってみると、何度も、「なぜこんなことが起こるのだろう?」「神は私を見捨てられたのだろうか?」と、理解を超えたできごとが何度も起こりました。
一見すると、私たち人間の自由意志によってこの世界が動いているかのように感じることがあります。
しかし、究極的にこの世界を支配しておられるのは神です。
旧約聖書に登場する「ヨセフ」は、特別に父親からの寵愛を受けながら育ちました。それが他の兄弟たちの妬みを買うことになりました。
兄弟から穴に突き落とされ、エジプトに奴隷として売られていきました。主人の妻から誘惑され、強姦罪の濡れ衣を着せられて牢屋につながれました。
一見すると、人間の自由意志によってヨセフの人生は追い詰められていきました。
しかし、究極的には神がすべてを支配しておられました。
ある日ヨセフは、パロ王の命によって牢屋を出て、夢を解き明かしたことで、エジプトNo.2の地位に就けられました。今で言えば総理大臣です。
ヨセフは、後日次のように語りました。
「今、私をここに売ったことで心を痛めたり、怒ったりしてはなりません。神はいのちを救うために、あなたがたより先に、私を遣わしてくださったのです。」 (創世記45:5)
パウロは、同じ内容を新約聖書に残しました。
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」 (ローマ8:28)
人生は、私たちが見て、考えるように動いているのではありません。一見すると、逆らえない定めがあることを受け入れざるを得ないと感じることでしょう。
しかし、それらをはるかに超えて、神はすべてを支配しておられ、すべてのマイナスが、気がついたらプラスに変えて下さっているのです。
神の思いと、私たちの思いは、天と地ほどにかけ離れているのです。
人は、自分と違う考えを受け入れない習性があります。
だから聖書は、「悔い改めなさい」と語るのです。
悔い改めるとは、「考え方を変えなさい」「思いを変えなさい」「神に向き直りなさい」という意味です。
極端な話、神の思いと、私たちの思いは真逆です。だから悔い改めは難しいのです。
聖書は、ありのままの神について語ります。しかし、すべてがわかってから信じるように教えているのではありません。
「まず信じなさい。信じたらわかる」と語るのです。
神の御心は、「イエスを信じること」です。
「しかし、これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるため、また、あなたがたが信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである。」 (ヨハネ20:31)
私は、イエスを信じたことで、どれだけ救われたか語りつくすことができないほどです。
人生に行き詰った人にお薦めしたいのは、「イエスを信じること」です。
イエスを信じるなら、分水嶺のように、天国と地獄を分けます。
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」(使徒の働き16:31)
この聖句は、多くの人に誤解を与えた言葉です。
「主イエスを信じるなら、私も救われ、さらに、私の家族も救われるんだ!」と。
しかし、そう語られた言葉ではありません。
「主イエスを信じなさい。そうすればあなたは救われます。そして、あなたの家族も(救われます)」です。
つまり、「主イエスを信じたことであなたが救われたように、あなたの家族も主イエスを信じることで救われます」という言葉です。
「家族に伝道しなさい」との薦めの言葉です。
誰でも、主イエスを信じるなら、その人の人生の永遠が救われます。
ヨセフの遭った試練は並大抵ではありませんでした。ヨセフが神を信じていなかったら、精神病になり、自害した可能性が高いと思います。
ヨセフは何の抵抗もせずに、奴隷として売られ、濡れ衣を着せられても牢屋で静かに過ごしました。
神が共に居られ、神がすべてを支配しておられると信じていたので、心は安らかでした。それ自体が救いなのです。
恨むことなく、悩むことなく、脱獄を謀ることもありませんでした。
主イエスを信じるなら、今あなたがどんな状況の中にあっても、神を信頼し、安らかに歩めます。
神の思いと、あなたの思いは、天と地ほどにかけ離れています。
神は、すべてを支配しておられます。そして、あなたに良い事を計っておられます。安心して、今日も歩んで下さい。
祝福をお祈り致します。
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